裏切られたダビデの讃美

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2024.07.26
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 55篇
放送日
2024.07.26

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「世の光」の時間です。お聞きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
昨日から旧約聖書の詩篇から困難の中にあっても神を信じ続けたダビデの信仰ついてお話ししています。
今日は、詩篇55篇からお話しします。
この詩篇は、ダビデが、信頼していた友人たちに裏切られ、彼らからいのちを狙われた経験を通して作られたと考えられています。
ダビデは、苦しみの中で、神の救いを確信しながら、「主は 私のたましいを敵の攻撃から 平和のうちに救い出してくださる」と告白します。
それだけではありません。苦しみの中にありながら、仲間である信仰者たちに呼びかけているのです。
「あなたの重荷を 主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる」
私たちが困難のとき、苦しみのとき、神にその重荷をゆだねるなら、神が支えて下さり、守って下さるのです。
そして、最後にダビデは、自分の敵についてこのように語っています。
「…神よ あなたは彼らを 滅びの穴に落とされます。人の血を流す者どもと欺く者どもは 日数の半ばも生きられないでしょう。しかし私はあなたに拠り頼みます」
これは、神の正しいさばきが行われることを願う祈りです。
そして、さいごに語られる「しかし 私はあなたに拠り頼みます」とのことばは、自分も神にさばかれる者であることを自覚しながら、ただ神に信頼するとの告白なのです。神のさばきに自分をゆだねているのです。
「重荷を主にゆだねよ」ということばから、イエス・キリストのことばを思い出しました。
「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしのもとに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。わたしは心が柔和でへりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすれば、たましいに安らぎを得ます」
キリストは、重荷を一緒に負ってくださるお方です。キリストとともに歩むとき、たましいの安らぎを得ることができるのです。あなたの重荷を主にゆだねましょう。

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