生まれつきの盲人

出演者
黒木昭江
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 病気のとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2024.06.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 9章
放送日
2024.06.12

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「世の光」の時間です。今週は名古屋市の富田キリスト教会・金山キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
大切な人との出会いが、人生のターニングポイントとなることがあります。
今週は、キリストと出会って人生が変えられた人のエピソードを聖書の中からご紹介します。
今日、水曜日は、生まれたときから目が不自由だった人のエピソードです。
聖書の時代、盲人は人通りの多い場所に置いてもらって、そこで物乞いをして暮らしていくしかありませんでした。それだけでも大変でしたが、当時、多くの人が障害を、天罰だと考え、しばしば心ないことばを投げつけたのです。
その日も、彼の耳に、よく聞くセリフが飛び込んできました。「この人が盲目で生まれたのは、誰の罪のせいですか?」すると会話の相手はこう答えました、「誰が罪を犯したのでもない。この人が盲目なのは、この人に神のわざが現れるためです」。語ったのはイエス・キリストでした。そして、イエスは彼の目を癒され、彼は見えるようになります。見えるようになった彼は、開かれた目で、イエスに出会い、そしてイエスを礼拝します。
この出来事に周囲の人々は驚きましたが、彼は、自分の身に起きたことを、自信をもって語り、宗教学者たちとも信仰について、神について、対等に論じ合いました。彼が神の恵みを、身をもって体験したからです。
イエス・キリストに出会い、彼の人生は変えられました。
もちろん、すべての人が問題そのものを解決されるわけではありません。しかし、その問題を通して神のわざが現わされます。
群馬県に星野富弘さんというクリスチャンの画家がいました。この方は元々、体育の教師でしたが、二十代で大怪我をして首から下が動かなくなります。しかしやがて、口に筆をくわえて花の絵を描くようになりました。全国に知られた画家として活躍し、その生きざまを通して、多くの人を励ましています。怪我そのものは嬉しいことではありません。けれどもイエス・キリストは、私たちがどのような苦難に見舞われても、それを「神のわざが現れる」チャンスにしてくださいます。

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