今日も響く声

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.06.07
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 5章4~6節
放送日
2024.06.07

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
高校生のとき、神の存在をどうしても信じられず、というか信じたくなくて、私は意地を張っていました。私に関わってくれたクリスチャンたちに、「本当に神がいるなら、こういうことは何で起こるの?俺は信じないよ」とよく言っていました。それでも、彼らは私のために祈り続け、愛をもって関わり続けてくれました。その姿は今でも私の心に刻まれています。
さて、今日もルカの福音書5章からお話しします。
「深みに漕ぎ出し、網を下ろして魚を捕りなさい。」
湖の岸辺で漁師のペテロはイエス様から語りかけられました。彼は答えます。「先生。私たちは夜通し働きましたが、何一つ捕れませんでした。でも、おことばですので、網を下ろしてみましょう。」
私たちは日常生活で、いろいろな判断、選択をします。客観性、統計的な妥当性、また、知識や経験。それらは大切な材料です。
しかし、ペテロはそれを越えて「でも、おことばですので」と従いました。網が破れそうになるほどの大漁を経験したのは、その時でした。私たちもまた、みことばに従うとき、祝福を受け取るでしょう。
ところで、ペテロは一人で舟を漕いでいって網を下ろしたのでしょうか。そうではないのです。仲間の漁師たちがいました。仲間といっしょに、網を破りそうなほどの魚たちを引きあげたのです。
なぜ私がこうしてラジオでメッセージを続けているか。それは、仲間になってほしいからです。一人でも多くの方に、このイエス・キリストというお方を知ってほしい。そして、ペテロたちと同じように、いっしょにいのちの祝福を味わいたいからです。
かつて、この私に声をかけ、キリストの福音を伝えてくれた人たちがいました。いっしょにみことばに生きる喜びを味わってくれた仲間たちがいました。だから私も同じようにしたいのです。
誰よりもイエス様ご自身が、あなたといっしょに舟に乗ってくださいます。イエス様のことばは、今を生きている私たちにも響いています。さあ、あなたもいっしょに、網を下ろしてみてください。

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