たいせつな時間

出演者
山本陽一郎
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2024.06.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マルコの福音書 1章35節
放送日
2024.06.04

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
あなたにはルーティンはありますか?ルーティンとは、決まった所作・動作を繰り返すことで、「日課」とも言い換えられます。たとえば毎晩ストレッチをするという人は、それがルーティンということです。
実は、イエス・キリストにもルーティンがありました。それは、朝の祈りでした。マルコの福音書1章35節にこうあります。
「さて、イエスは朝早く、まだ暗いうちに起きて寂しいところに出かけて行き、そこで祈っておられた。」
これです。イエス様はいつでもすぐに祈る方でしたが、そんな方があえて朝早く、人のいない静かなところに出て行って、神様と2人だけになり、祈る時間をもっていたわけです。
今、私たちの生活に「静まる」という時間はどれくらいあるでしょうか。本当に忙しい。流されるまま、どんどんスケジュールを埋められて、自分自身と向き合うことも、そのための時間も取れない。クリスチャンでも、神様に祈ることが生活の中から消えかかっていた、という方もいるかもしれません。
もしそうなら、イエス様の姿は大きなヒントとなるはずです。
イエス様は決して暇だったから祈ったのではありません。その逆です。実はとてもとても忙しい毎日を送っていたのです。だからこそ、神様の前に出て、静まり、力を受けて、霊的な呼吸をしっかりと整える重要性を分かっておられたのです。
最近は「タイパ」すなわちタイムパフォーマンスということばが使われるようになりました。時間の有効活用が重視される時代です。でも、それだけでは得られないたいせつな時間がある。神様の前で静まり、祈る時間です。
イエス様がやっていたルーティンを、私たちも実行してみましょう。あなたの生活の中では、どこにその時間を確保できるでしょうか。人もやるべきことも押し寄せる日常だからこそ、神様との交わりで充電しましょう。力と落ち着きを取り戻しましょう。
祈りとは、現実からの逃避ではなくて、神様との交わりへの集中なのです。私たちも、それをルーティンとしていきましょう。

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