もてなす人
- 出演者
- 山本陽一郎
- 制作
- PBA太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 元気をもらいたいとき
- 一歩踏み出したいとき
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- アップロード日
- 2024.03.16
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ルカの福音書 4章38、39節
- 放送日
- 2024.03.16
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
大谷翔平選手。この素晴らしい野球選手の名前は多くの人が知っていることでしょう。毎日カメラがその姿を追いかけ、みんなが注目します。ただ、野球に関わる全ての人が大谷選手のように有名なわけではありません。それでも、名前はあまり知られていなくても、この町にもあの国にも野球に励む人がいて、その人を支える人がいて、その人から勇気をもらっている人がいることでしょう。チームのために毎日働くスタッフ、グラウンドを整備する人、球場の掃除をする人もいます。
あなたはスーパースターではないかもしれません。あなたが今日を懸命に生きていても、あなたが誰かのために何かをしていても、取材が入ることはないかもしれません。
けれども、神様はあなたをちゃんと見ていてくださいます。そして、あなたの存在を喜んで、あなたの今日の働きを、神様のご用のために豊かに用いてくださいます。
聖書には名もなき人が大勢出てきます。イエス・キリストの弟子シモン・ペテロの姑もその一人で、名前は記されていません。でも、彼女は聖書の中で、イエス様に最初の奉仕をした人物として記されています。
ルカの福音書4章38節、39節
「イエスは立ち上がって会堂を出て、シモンの家に入られた。シモンの姑がひどい熱で苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスにお願いした。イエスがその枕元に立って熱を叱りつけられると、熱がひいた。彼女はすぐに立ち上がって彼らをもてなし始めた」
姑は癒していただくと「もてなした」、すなわちイエス様にお仕えしました。実はシモン・ペテロの家は、イエス様の伝道活動の拠点だったと考えられています。つまり、ペテロの姑は、いつもイエス様をもてなし続けていたのです。さらには、後にペテロが長期間の宣教旅行に出ていた時、留守を守り、彼らのために祈り、支えていたのはこのお義母さんだったでしょう。彼女がいたからペテロたちは安心して働きに励むことができたのです。
名もなき奉仕者が大勢います。福音が世界に広がるために用いられるのです。私たちも、今できることで、イエス様をもてなす人として歩みましょう。あなたの働きも、神の国を作っているのです。
大谷翔平選手。この素晴らしい野球選手の名前は多くの人が知っていることでしょう。毎日カメラがその姿を追いかけ、みんなが注目します。ただ、野球に関わる全ての人が大谷選手のように有名なわけではありません。それでも、名前はあまり知られていなくても、この町にもあの国にも野球に励む人がいて、その人を支える人がいて、その人から勇気をもらっている人がいることでしょう。チームのために毎日働くスタッフ、グラウンドを整備する人、球場の掃除をする人もいます。
あなたはスーパースターではないかもしれません。あなたが今日を懸命に生きていても、あなたが誰かのために何かをしていても、取材が入ることはないかもしれません。
けれども、神様はあなたをちゃんと見ていてくださいます。そして、あなたの存在を喜んで、あなたの今日の働きを、神様のご用のために豊かに用いてくださいます。
聖書には名もなき人が大勢出てきます。イエス・キリストの弟子シモン・ペテロの姑もその一人で、名前は記されていません。でも、彼女は聖書の中で、イエス様に最初の奉仕をした人物として記されています。
ルカの福音書4章38節、39節
「イエスは立ち上がって会堂を出て、シモンの家に入られた。シモンの姑がひどい熱で苦しんでいたので、人々は彼女のことをイエスにお願いした。イエスがその枕元に立って熱を叱りつけられると、熱がひいた。彼女はすぐに立ち上がって彼らをもてなし始めた」
姑は癒していただくと「もてなした」、すなわちイエス様にお仕えしました。実はシモン・ペテロの家は、イエス様の伝道活動の拠点だったと考えられています。つまり、ペテロの姑は、いつもイエス様をもてなし続けていたのです。さらには、後にペテロが長期間の宣教旅行に出ていた時、留守を守り、彼らのために祈り、支えていたのはこのお義母さんだったでしょう。彼女がいたからペテロたちは安心して働きに励むことができたのです。
名もなき奉仕者が大勢います。福音が世界に広がるために用いられるのです。私たちも、今できることで、イエス様をもてなす人として歩みましょう。あなたの働きも、神の国を作っているのです。