ルカの福音書 141

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2024.02.27
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 6章
[旧約聖書] イザヤ書 41章10節
放送日
2024.02.27

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。私の担当している週は、ルカ福音書からご一緒に聖書を学んでいます。今週は、岩の上に建てた家と、土台のない家との違いについてイエス様が語られた聖書の箇所です。土台のない家に建てた家については、イエス様はこうおっしゃいました。「しかし、聴いても行わない人は、土台なしで地面に家を建てた人に似ています。川の水が押し寄せると、家はすぐに倒れてしまい、その壊れ方はひどいものでした」
イエス様はここで私たちの人生について話しておられます。土台のない人生は、突然やってくる大雨と洪水で、私たちの人生が激しく壊れてしまうことがあるんだ、と言われたのです。
では土台なしの人生とは一体何でしょうか?「聴いても実行しない人」だと言われました。何を聴いても実行しないのでしょうか。イエス様は「わたしのもとに来て、わたしのことばを聴く」ことだと言われたのです。神のことばを聴くこと、聴いて実行をするならば、その人は人生を深く掘り下げることができる。固い岩の上に人生の土台を据えることが出来るのだと言われたのです。確かに、神のことばを聴くならば、神のことばである聖書は、わたしたちの心の岩盤を、硬い硬い岩盤を砕いてくれるのです。「世の光」で願っていることもそうです。聖書のことばを聴くと、私たちは聖書のことばで心がグサッと刺さるような、そんな感覚を経験したことがあるのではないかと思います。まるで鋭い鍬で、心の固い土が、石が砕け散るような思いになります。そしてそこに神のことばの柱がグッと差し込まれていく。先行きの見えなかった不安な人生に、「恐れるな。私があなたと共にいる。たじろぐな。私があなたの神だから」と、「大丈夫だ」と不安な心に、神のことばが生活の真ん中に差し込まれ、そして人生の行くべき道を、方向を指し示してくれるのです。その時、私たちの人生はまっすぐに立つことが出来ます。どれだけ強い風が吹いたとしても、どれだけの大水が流れてきたとしても、揺れたとしても、太い柱のゆえに「安心」することが出来るのです。今朝も聖書のことばを聴くあなたの人生に確かな土台を築いてくれます。そして私たちはどんな大水が押し寄せてきても、神のことばによって守られた一日を歩むことが出来るのです。

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