三つの自分

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2024.02.05
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 1章1節
放送日
2024.02.05

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか?関根弘興です。今週は聖書の創世記の中からご一緒に人生を考えていきましょう。創世記1章1節には、「はじめに神が天と地を創造された」と書かれています。天地創造の主人公は、神様ご自身です。この世界のあらゆるものは、神様によって、その種類に従って創造され、最後に人が造られたことが記されています。
さて、私たちには、三つの自分があると言われています。
第一は、自分が考えている自分です。「あなたは、どんな人ですか」と問われたら、あなたは何と答えますか。私の性格は明るいとか、暗いとか、自分が考えている自分の姿がありますね。2番目には、他人が思っている自分です。自分ではあまりそのように思っていなくても、人に何か言われると、「そうなのかな」と思ってしまう自分があるわけです。たとえばいつもいつも「あなたは駄目な人間だ。愛される価値がない」と言われ続けたら、どうして自信を持つことが出来るでしょう。つまり、人の言葉や態度によって作られていく自分というものがそこにあるわけです。そして3番目は、「人が、私のことをこう思っているに違いない、と勝手に思い込んでいる自分」があるのです。本当は誰もそう思っていないかも知れないのに、「みんな、そう思っているに違いない」と勝手に思い込んでしまうわけですね。
自分が考えている自分、他人が考えている自分、そして他人がこう考えているに違いないと勝手に思い込んでいる自分、このように自分とはどんな存在かと考えると、何が本当なのかよく分からなくなってしまうことがあるわけです。
聖書を読み、発見することの出来る素晴らしさのひとつは、実は、もう一つの大切な自分があるということです。それは「神様があなたをどう見ておられるのか」「神様が考えておられるあなた」が存在するということです。神様が私をどう見ているのか、私をどのような意味や役割をもった存在として考えておられるのか、ということです。それを知る時、自分の存在に対してはっきりとした確信を持つことが出来るようになるのです。神様はあなたをどう見ているのでしょう。神様はあなたに対して「わたしの目にはあなたは高価で尊い、あなたを愛している」というまなざしを向けてくださっているのです。このことを、今週、聖書の創世記から見ていくことにいたしましょう。

コメント

中野周治
『人の評価よりも神様は、どう思っておられるのかが大切なのですね!自分で勝手に決め込む事は神様を悲しませる事になるかも知れませんね!』

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