ことばを救うクリスマス4

出演者
大嶋重德
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • クリスマス

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アップロード日
2023.12.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章12節
放送日
2023.12.28

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。今週はヨハネによる福音書から私たちの普段使っていることばについて考えています。神が「ことば」となって、私たちの間に住んでくださった。それは私たちの傷つけあうことばを救い出すためなのです。では私たちはその新しい神のことばを、どうすれば自分のものとしていくことが出来るのでしょうか。
ヨハネの福音書1章12節「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった」とあります。私たちのことばが変わるために必要なことは「この方」つまり「キリストを受け入れる」ことです。そして信じた人々は「神の子どもとなる特権」が与えられるとあります。「神の子ども」となるとは神の家族とされることです。家族は日々一緒に御飯を食べ、一緒に会話をします。人間は親にかけられたことばによって、自分の言語文化を作り上げていきます。愛の無いことばを聞き続けた子どもは、愛のないことばしか聞いていないために愛の無いことばを語ることに躊躇がなくなるでしょう。しかし神様と一緒に生活する時、私たちは本当の愛のことばを日々、耳にすることになります。耳にするだけではなく、神のことばを誰かと話している時、自分でもイエス様のようなことばを口にしていくことになります。「特権」ということばは、「何かしらの力に支配されていない」いう意味です。クリスチャンになるというのは、この世の中の支配にとらわれていない。この世界のことばから自由にされるということです。
そして神を信じ、受け入れる時に私たちはイエス・キリストに似せられていきます。神の家族の食卓に座り、父なる神様とイエス様のことばに触れていきながら、私たちは変えられていくのです。そこで自分も考えていることを「祈り」というやり方で、父なる神様に聞いてもらっていく。そこで私たちは神との交わりのなかで、自分のことばが救われていくのです。私は最近よく実家の父に「言うことがそっくりになってきたなあ」と言われます。同じように私たちが神様とともに生きていく時、「最近、言うことが神様に似てきたねえ」と言われるようになるのです。「賢いことば」であるイエス・キリストを受け入れて、信じていく時、私たちのことばはイエス様のようになっていく。イエス様に似ていく。私たちのことばが救われていくのです。この方をぜひ信じ、受け入れてみませんか。

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