赦されて生きる恵み

出演者
黒木昭江(富田キリスト教会 牧師)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.10.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 7章47節
放送日
2023.10.18

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「世の光」の時間です。今週は名古屋市にある富田キリスト教会の牧師、黒木昭江がお届けします。
今日の聖書のことば、ルカの福音書7章47節「赦されることの少ない者は、愛することも少ないのです」
これはイエス・キリストが、ある宗教学者に向かって語られたことばです。その宗教学者は自分のことを道徳的・宗教的に優れた人間だと自信を持って生きていました。ある日、彼はキリストを食事に招きます。ところがなんとそこに、町で有名な罪深い女性がキリストに会うためやって来たのです。彼女はキリストに罪を赦された、その感謝を表したくて、キリストのいる場所にやって来たのでした。キリストは彼女の感謝の行為を受け入れます。それを見た宗教学者は心の中で「イエスはこんな罪深い女を受け入れている」と非難するのです。それを悟ったキリストは、宗教学者にこんな話をされました。
二人の人が金貸しから借金をした。一人は500万円、もう一人は50万円。でも二人とも返済できなかったので、金貸しは両方とも借金を帳消しにしてあげた。さて、この二人のうち、どちらがより多く、金貸しを愛するようになると思いますか?もちろん答えは、500万円の人です。イエス様は、より多く赦される者は、赦してくださる神をより深く愛するようになるのだ、とお語りになったのでした。
神様は、罪を犯す人間を見捨てず、あわれみ深く関わってくださいます。
私たち人間は、生きていれば、何かしら、あやまちを犯してしまうもの。私自身も、故意に罪を犯そうとは思っていませんが、言ってはいけないことを言ってしまったり、やってしまったり。そんなことの繰り返しですが、何度も何度も神様に赦されて来ました。そしてそのたびに、赦してくださる神の愛を実感し、赦された人生を大切に生きていこうと思って来ました。
聖書は、私たちに神の赦しを告げます。その赦しのもとで、私たちは何度でも、人生をやり直すことができるのです。

コメント

中野周治
『もし自分の罪を言い表すなら神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し全ての悪から私達を聖めて下さいます!』何度でも何度でも何度でも七転び八起きです!

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