ルカの福音書 139

出演者
大嶋重徳(鳩ケ谷福音自由教会 牧師)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.10.14
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 章
放送日
2023.10.14

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
今週、私たちはイエス様の「あなたの敵を愛しなさい」ということばから学んできました。
「敵を愛する」ということ始める時、私たちは敵を赦すことを求められます。私に向けられた悪意やひどい仕打ちを赦すことが愛するためには伴うのです。では、私たちはどのようにして、人を赦すことが出来るのでしょうか。
赦すとは、神様の赦しの温泉に入るようなことだなあと思います。温泉に入る時、温泉の気持ちよさに、「あぁ~」という喜びの声が出来ます。お湯の暖かさに体も心もほぐれてきます。神様の赦しの温泉に入る時、神様はこんなにも人を赦せない私を赦してくださるんだという安心に包まれていきます。そこで神様への賛美の鼻歌までも出てきます。
すると、この赦しの温泉の湯煙の向こう側に、自分の許せなかった人が入っているのが見えてきます。そこで「ああこの人もイエス様が赦された人なのだなあ」と気がつくのです。しかし、すぐにまた「まだ赦せない」という思いが湧いてくるでしょう。急ぐ必要はありません。赦せない思いが湧き上がってきた時に、もう一度神の赦しのぬくもりのなかに浸っていくのです。そして、今一度私たちは赦せない私の罪をも赦してくださったという感謝に満たされる。そうしながら私たちは少しずつ、イエス様の眼差しでその人を見ることの出来るそのような目が与えられていくのです。そして、いつの日かその人が自分にしたことを思い出さず、その人と会話することが出来るようになる。「あなたの敵を愛しなさい」というイエス様のことばは、到底叶わないものではなく、神があなたを助け、あなたを赦し、あなたを支えてくれるからこそ、実現していくことの出来る神の奇跡が、私たちにもたらされるのです。
最後に「敵を愛する」とはどこから始まることなのでしょうか。イエス様は「あなたを憎む者の祝福を祈りなさい」と言われました。愛することは、その人のために祈るところから始まります。祈りもまた意思です。「祈る」ことが、愛せなかった人を愛することの出発点を作ってくれます。今日、私たちは私たちの赦せない敵のために祈る出発点を神様から与えられたいと思います。神はあなたを「敵を愛する人」へと変えてくださいます。これは何という希望でしょうか。

コメント

中野周治
イエス様の苦しみを私の苦しみとしイエス様の悲しみを私の悲しみとし、その苦しみと悲しみは私と私の隣人の為である事を深く知る事が出来ます様に!

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中野周治
『父よ!彼らをお赦し下さい!彼らは愛し合う赦し合う事が出来ないのです!私(イエス)が彼らの代わりに、愛し合えない赦し合えない苦しみ悲しみの重荷を背負います!』

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中野周治
♪主に任せよ!汝身を!♪主は喜び助けまさん!♪忍びて春を待て!♪雪は溶けて花は咲かん!♪嵐にも闇にも♪只任せよ!汝身を!♪

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