ルカの福音書 135

出演者
大嶋重徳(鳩ケ谷福音自由教会 牧師)
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2023.10.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 章
放送日
2023.10.10

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
今週は「あなたの敵を愛しなさい」と語られたイエス様のことばを学んでいます。この途方もない、とても難しいことばに出会う時、私たちは「諦めるしかないのではないか」という感情が湧いてきます。そして、諦めという感情は、「所詮」ということばをすぐ口にします。「所詮、私はそんな強い存在ではありません」「あの人があのように出来るのは、あの人が立派な人だからです。所詮、自分には愛が足りません」そして、諦めという感情は成長すると「開き直り」という名前に変化します。「出来なくて、何が悪いの?」「愛せなくて、何が悪いの?」
しかし、神様は「私は所詮変われない」と開き直るあなたのことを諦めません。聖書のことばは「あなたは変わることが出来る」と言い抜くのです。確かに聖書のことばは「あなたは罪人だ」とはっきりと宣言し、「あなたは弱い存在だ」と語ります。「人間の世界は罪にあふれているよね」と共感もしてくれます。「わかるよ。あなたにあんなことをするなんて、あまりにもひどいよ」と一緒になって怒ってもくれます。
しかし、だからと言って、「あなたがそのままでいい」とは言いません。なぜならイエス・キリストは「私が十字架にかかり、この世界の罪と闇の力からこの世界を変えようとしている」「あなたが『愛せない』『赦せない』という罪の性質からあなたを新しくするから」と、イエス・キリストを信じる者たちに向かって神の力強い意思を表されます。「私は赦せないあなた自身の受けるべき罪の裁きを身代わりに背負った。あなたは今、赦されている。そしてあなたは赦された者として生き、敵をも愛することの出来る人として私があなたを作り変えるのだ」と語られるのです。
神様は「愛することを諦めやすいあなた」に無責任に頑張れとは言われません。「あなたの敵を愛しなさい」ということばの背後には、私たちのために神の側が為してくださった神の業があるのです。問題は諦めやすいあなた自身です。そこにおいて敵がもはや関係なく、あなたと神様との関係が問われています。あなたは敵をも愛することのできるあなたへと変えようとする神のことばを信じますか。この神様のことばを信じて頂きたいと思います。そこにおいてあなたは赦せなかった人を赦せるようになる。変えられていくのです。

コメント

中野周治
『神様は神様の敵(私)を愛し、神様を迫害する者(私)の為に十字架に架かって下さいました!』

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