タラントを生かそう

制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2023.05.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 25章
放送日
2023.05.03

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
今日はイエス・キリストがマタイの福音書25章で話されたたとえ話。どんなたとえ話かというと、主人がしもべたちにそれぞれの能力に応じて5タラント、2タラント、1タラントを預けて旅にでかけたという話です。タラントとは当時の貨幣のことです。
さて、長い旅から帰ってきた主人は、しもべたちと清算をすることになりました。5タラントと2タラントを預かったしもべたちは、それで商売をして倍に増やしていました。
すると、主人は「よくやった。良い忠実なしもべだ。」と言ってほめました。しかし、1タラント預かったしもべは、それを地面に埋めてそのままにしていました。すると、主人は「悪いなまけ者のしもべだ。」と厳しく叱責し、その1タラントを取り上げて、5タラントを2倍に増やしたしもべに与えてしまったというのです。
このたとえ話に登場する「主人」とは、イエス・キリストご自身のことです。そして、タラントを預けられたしもべたちとは、今の時代を生きる私たちのことと考えても良いのです。
このたとえ話は何を教えているのでしょうか。それは、「私たちが主人から預かっているものをどのように生かしていくかということが大切なのですよ。」ということです。私たちは、神様からたくさんのものを預かっています。一人一人は経験してきたことや境遇もみな違いますね。でも、それぞれに違う性格や能力を持っています。そうした神様から預かったいろいろなものを、このたとえではタラントにたとえたわけです。
主人はしもべたちに最も少ない金額でも1タラントを預けたと書いてあります。1タラントというのは、6000日分の給料に相当する金額です。大きな額ですよね。つまり、神様が私たちに預けてくださるものは、どの人であっても決して少なすぎることはないのですよということです。
私たちは、時々、自分はあの人ように素晴らしいことができないから必要ないとか、能力も才能もないと言って自己卑下してしまうことがあります。私たちも、自分が何も持っていないように思えるときがあります。しかし、神様は、一人一人に人と比べることのできない大切なタラントを預けてくださっていると仰っているのです。
そして、ぜひ知ってください。私たちの存在そのものが神様に与えられた、比べることのできないかけがえのないタラントそのものなのです。
時には失敗したりつまずいたり涙を流すこともあるでしょう。でも誠実に生きていくとき、神様は「良い忠実なしもべだ。」と喜んでくださるのです。

コメント

中野周治
イエス様を信じる私達は、この世で、イエス様の甦りの命を頂いて生かされています!つまり、生かされているタラントを頂いている訳です!私達がイエス様の御元に帰った時、イエス様が、おっしゃいます!『👍良くやった!良い忠実な僕だ!あなたはよくぞ、私の命に最後まで生かされ続けました!最後の日まで、この世に居てくれてありがとう😭😊!良く頑張りました!』と・・・『生きているのでは無く、神様に生かされているんだよ!』と・・・今は認知症の父が、当時引きこもりの僕に言ってくれた言葉です!『神様は何も難しい事をやりなさいとは言っておられないよ!自分に出来る事をしていれば良いんだよ!』と・・・

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