「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。
今日は「静かで平安な一生」と題してメッセージをいたします。はじめに聖書のことばをお読みします。

「口論の始まりは水が吹き出すようなもの。争いごとが起こらないうちにやめよ。」
旧約聖書 箴言17章14節

静かで平安な一生、いい響きです。そのような一生は、どのようにして送ることができるのか、17章にはその秘訣が、様々に述べられています。少し、17章の筋を追う形で見てまいりましょう。
まずは争いごとを避ける。争いごとはエスカレートするものですから、火種がつく前に、これを避けるのが賢明です。そして、是々非々で物事を進めることです。二つの立場があれば、どちらの見方もせずに中間に立つ。公平に物事を考えて判断するということでしょう。逆に言えば、偏った考え方をして、勝手に思い込んだり決めつけたりすれば、そこには当然争いが生じます。また、成り行きを伺って有利な方に付くのが安全と思っている人もいるかもしれませんが、それも災いのもとです。良いことは良い、悪いことは悪いと判断する良識に基づいて行動することです。
さらに、日々コツコツ真理を学ぶように努めることです。お金があるなら、自分に投資し、自分を向上させることです。使い方を間違えないことです。ですから、困っている人があれば助けを惜しまないことも大切です。
そして、人を裏切らないことです。どんな苦労も一緒に乗り越えてきた古い関係は大事にすることだと言います。
さらに、よく後先を考えて物事を進めることです。簡単に、契約書にサインしたり保証人になったりしないこと。心は明るく保つことです。そのためには、知恵を大事にすることです。ただ人間に愚かさはつきもの。そうであればこそ、物事には慎重であることです。良い人生を生きようとしたら、さまざまな点で、知恵を駆使し、良識を失わないようにすることです。
では、今日もよき一日となるように祈ります。