闇の中の希望 2~イースターSP

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 死や命について考えているとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • イースター

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アップロード日
2023.04.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 23章
放送日
2023.04.04

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
今週は受難週と呼ばれるキリスト教会の大切な一週間です。今週はイエス様が十字架の上で語られた七つのことばを学び、キリストの十字架を思いめぐらす一週間をみなさんと過ごしていきたいと願っています。
十字架上の第二のことば。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」
イエス様の両隣には同じく十字架につけられていた犯罪人が二人いました。一人は十字架上で、「あなたはキリストなら自分を救い、我々も救ってみろ」と言いました。周りの人々も「彼は他人を救った。もし、彼が神のキリスト、選ばれた者なら自分自身を救うが良い。」と言いました。
イエス様は十字架から降りてくることなど簡単に出来ました。もしここで十字架から降りたならば、そこに居る人たちは「あぁ、この人は神の子だと崇め奉られたでしょう。」しかし、イエス様はそうなさいませんでした。それでは私たち人間の罪のさばきの身代わりにはならないからです。イエス様の十字架は、私たちが受けるべき罪のさばきの身代わりであったのです。
その時、隣りにいたもう一人の犯罪者がこう言いました。「我々は、当然の報いを受けているだけだが、この人は何の罪もないのだ。」彼は自分の犯してきた自らの罪を認めていました。イエス様が神の子であることも認めました。そして言うのです。「あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」自分の人生の終わる直前の、小さな信仰告白でした。「私を思い出してくださるだけで結構です。」彼は、自分には自分の負うべき罪の報いを受けている、そのことを知っていました。
しかし、この小さな信仰のことばをイエス様を受け取ってくださったのです。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」イエス・キリストから救いの約束の宣言でした。今日、私たちにもこの天国の約束の宣言が語られています。もし私たちが自分の罪を認め、謙遜に「私を思い出してください」と言うならば、イエス様は、どんな罪の中にあったとしても、確かに「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます」と宣言してくださるのです。神にのみ言うことのできることばです。
第二のことば。救いの約束のことばでした。このことばによって、私たちは死ぬことはもう恐れではなくなります。この受難週、この天国の約束をあなたも受け取りませんか?

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