訓戒を愛する

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.03.07
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 12章1節
放送日
2023.03.07

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。
今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は「訓戒を愛する」と題してメッセージをいたします。
箴言12章1節 「訓戒を愛する人は知識を愛する。叱責を憎む者は間抜け者」
12章は、基本的に11章の続きで「正しい人」と「悪しき者」の対比から始まります。しかしながら、そこにはさらに「賢い人と愚か者」、「勤勉な者と無精者」といった新たな対比も加えられています。
まず、愚か者は判断力の弱い者のことで、悪意に満ちた悪しき者とは違います。しかし、これらが一緒に並べて語られるのは、悪しき者も愚か者も似たり寄ったり、五十歩百歩だからです。実際、愚か者も、悪しき者と同じで、人の忠告を聞き入れようとはしません。愚か者は、教えられることを嫌がる悪しき者と同じです。
また、軽率に話して、人を傷つけます。すぐにかっとなって、自分の愚かさを丸出しにします。しかし、賢い人は忠告に耳を傾け、たとえ侮辱されても、冷静に対処します。すぐにことばにはせず、正直な心のまま、正しいことを語り、人を癒します。愚か者のことばは、嘘と欺き、軽率さに満ちています。ですから、愚か者と一緒にいることは、百害あって一利なし、傷を負うことになるでしょう。愚か者には、悪しき者と同様に距離を置くべきだとなります。
また、勤勉な人は、こつこつ積み上げてやがてリーダーシップを取っていくようになります。また、尊い機会をうまく利用していきます。しかし、無精者はそうではありません。つまり、無精者もまた、悪しき者や愚か者と同様に注意警戒すべき存在なのです。
ともあれ、その人生の結末を見るならば、正しく、賢く、勤勉な歩みをするのに勝るものはありません。心のベクトルを正しさ、賢さ、勤勉さに向けてしっかり歩ませていただきましょう。では、今日もよき一日となるように祈ります。

コメント

谷岡秀樹
素晴らしい事を教えて頂き。感謝感謝感謝です。

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