わが子を献げたアブラハム
- 出演者
- 羽鳥頼和
- 制作
- PBA太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
- 孤独や悲しみを覚えるとき
- 一歩踏み出したいとき
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- アップロード日
- 2023.02.21
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[旧約聖書] 創世記 22章
- 放送日
- 2023.02.21
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書の創世記で語られているアブラハムの生涯についてお話しています。今日は、アブラハムが経験した神からの試練についてお話します。
アブラハムには、年を取ってから与えられたイサクという男の子がいました。イサクは、神の約束の子でした。その約束とは、イサクの子孫を神の民としてくださるということでした。
ペリシテ人の地に住んでいたとき、神はアブラハムを試練にあわせられたのです。神はアブラハムに「わたしが教える山の上で、イサクを全焼のささげ物として献げなさい。」と言われたのです。全焼のささげ物というのは、神への最良のささげ物で、ささげ物を祭壇で全部焼いてしまうものでした。
私がアブラハムだったら、いろいろと悩むと思います。なぜなら、イサクは自分が年を取ってから、神から与えられた子どもです。愛おしい息子を焼いて殺すことは、絶対にしたくありません。そのうえ、神は息子によって子孫を増やし、神の民とすると約束しておられました。この約束はどうなるのでしょう。
アブラハムはどうしたでしょう。聖書はこのように語っています。「翌朝早く、アブラハムは……息子イサクを連れて……神がお告げになった場所へ向かって行った。」
神に命じられたとおりにアブラハムが、イサクを屠ろうとしたそのとき、天から御使いが来て言いました。「その子に手を下してはならない。今わたしは、あなたが神を恐れていることがよく分かった。」
アブラハムが目を上げると、一匹の雄羊が角を藪に引っかけているではありませんか。アブラハムは、その雄羊を取り、息子の代わりに、全焼のささげ物として献げたのでした。
神は天からアブラハムに語られました。「あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたが、わたしの声に聞き従ったからである。」
新約聖書へブル人への手紙では、イサクをささげたアブラハムは、神は死んだ者もよみがえらせることもできると考えたと教えています。アブラハムは、自分に試練を与えた神は、約束を守る真実なお方であり、最善をなしてくださるお方であることを信じていたのです。
今週は、旧約聖書の創世記で語られているアブラハムの生涯についてお話しています。今日は、アブラハムが経験した神からの試練についてお話します。
アブラハムには、年を取ってから与えられたイサクという男の子がいました。イサクは、神の約束の子でした。その約束とは、イサクの子孫を神の民としてくださるということでした。
ペリシテ人の地に住んでいたとき、神はアブラハムを試練にあわせられたのです。神はアブラハムに「わたしが教える山の上で、イサクを全焼のささげ物として献げなさい。」と言われたのです。全焼のささげ物というのは、神への最良のささげ物で、ささげ物を祭壇で全部焼いてしまうものでした。
私がアブラハムだったら、いろいろと悩むと思います。なぜなら、イサクは自分が年を取ってから、神から与えられた子どもです。愛おしい息子を焼いて殺すことは、絶対にしたくありません。そのうえ、神は息子によって子孫を増やし、神の民とすると約束しておられました。この約束はどうなるのでしょう。
アブラハムはどうしたでしょう。聖書はこのように語っています。「翌朝早く、アブラハムは……息子イサクを連れて……神がお告げになった場所へ向かって行った。」
神に命じられたとおりにアブラハムが、イサクを屠ろうとしたそのとき、天から御使いが来て言いました。「その子に手を下してはならない。今わたしは、あなたが神を恐れていることがよく分かった。」
アブラハムが目を上げると、一匹の雄羊が角を藪に引っかけているではありませんか。アブラハムは、その雄羊を取り、息子の代わりに、全焼のささげ物として献げたのでした。
神は天からアブラハムに語られました。「あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる。あなたが、わたしの声に聞き従ったからである。」
新約聖書へブル人への手紙では、イサクをささげたアブラハムは、神は死んだ者もよみがえらせることもできると考えたと教えています。アブラハムは、自分に試練を与えた神は、約束を守る真実なお方であり、最善をなしてくださるお方であることを信じていたのです。