ペリシテ人の地に住むアブラハム

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.02.20
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 創世記 13章15節
放送日
2023.02.20

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、旧約聖書の創世記で語られているアブラハムの生涯についてお話します。
アブラハムは、メソポタミアのカルデヤ人の地のウルで生まれました。そして、父とともにカナンの地のはるか北にあるハランに移住しました。そこで、神はアブラハムに言われました。「あなたは、あなたの父の家であるハランを離れて、わたしが示す地(カナン)に行きなさい。」
カナンに移住したアブラハムに、神は言われました。「わたしは、あなたが見渡しているこの地をすべて、あなたに、そしてあなたの子孫に永久に与える。」
こうして、アブラハムはカナンの南のネゲブのペリシテ人の地に住むようになりました。そこで、井戸の所有権をめぐってペリシテ人とトラブルが起こりました。
そのとき、ペリシテの王アビメレクがアブラハムのところにやってきました。アビメレクは、アブラハムには、いつも神がともにいてくださることを知っていたので、彼に一目置いていたのです。
それで、彼の方からアブラハムのところにやって来たのでした。アブラハムは、完璧な人ではありませんでした。この以前に、アブラハムは自分の妻のことを妹であると偽ってアビメレクに大変な迷惑をかけることがあったのです。そのとき、アブラハムは心からの謝罪をし、そして、神に祈ったのです。すると、神はアビメレクたちに回復と祝福を与えてくださいました。
この経験から、アビメレクはアブラハムを信頼し、アブラハムの信じる神が祝福を与えてくださる方であることを確信していたのです。ですから、土地に関することも友好的に契約関係を結ぼうと考えたのでした。
彼らは、正式に契約を結びました。アブラハムは自分たちが掘った7つの井戸を所有して、そのペリシテ人の地に長い間住んだのでした。そこはベエル・シェバと呼ばれ、アブラハムはそこで神に礼拝をささげました。
信仰によって歩むとき、他の人との関係も友好的なものになるのだと思います。現代のパレスチナにも友好的な信頼関係が築かれて、パレスチナ地域に平和が訪れるように、神に祈り続けたいと思います。

コメント

津久井大輔
パレスチナのガザ問題は本当の信仰によらなければ解決出来ないのだと考えられます。

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