祈りましょう

出演者
山本陽一郎
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 眠れないとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.02.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 詩篇 102篇1節
[新約聖書] ピリピ人への手紙 4章6、7節
放送日
2023.02.11

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。
牧師という働きをしていると、いろいろな方の相談を受けます。そんな時、必ずしていることがあります。それは、一緒に祈ることです。苦しみや悩みを神様の前で告白し、「助けてください」と祈るとき、相談にこられた方の心が不思議とほどけて、自然に涙が流れることが多くあるんですね。私はその様子を目の当たりにするたび、「ああ、神様に祈ることはこんなにも人のたましいに慰めを注ぎ、安心と希望を与えていくのだな」という思いをいつも新たにさせられています。
聖書の中の詩人もこのようにうたっています。詩篇102篇1節「主よ 私の祈りを聞いてください。私の叫びが あなたに届きますように。」
ピリピ人への手紙4章6~7節にはこうあります。「何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、すべての理解を超えた神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。」
「祈ろう」、聖書は私たちに語りかけます。大きな壁を前にした時、頭でぐるぐると考えていても一向に落ち着かない。でも祈った時に、人知を超えた平安が与えられ、道が開かれた。神様がともにいてくださる幸いを味わった。そういう経験を、私自身も何度もしてきました。
約2000年前、地中海世界にキリスト教を伝えたパウロ。彼は教会の人々に言いました。「私のためにも祈ってください」「祈ってください」と。そう、パウロはみんなに祈ってもらっていたのです。世界を変えた活動は、祈りに支えられていたのです。
私たちも祈りで支え合いたいと思います。時として「祈ってください」と言うのは勇気の要ることでしょう。でも、「祈ってください」と言うのは、弱みではありません。反対です。強みです。祈る時、私たちは神様に勇気づけられ、深く慰められ、また互いに祈り合うことによって強められるからです。さあ、一緒に祈りましょう。

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