出演者
山本陽一郎
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2023.02.09
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 15章13節
放送日
2023.02.09

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんは「そいつの良い所悪い所10個ずつ言えて初めて友達や」と述べたことがあります。松本さんが言おうとしているのは、本当の友達とは、ただ仲がよいだけではなく、相手の嫌いな部分も知っていて、それでも仲よくしたいと思える関係なんじゃないかということでしょう。
たしかに、自分の良い部分だけでなく、未熟さや、考えの違い、格好悪いところ…そういったすべてをよく分かっていて、それでも受け止め、愛してくれる友がいたら、どんなに安心できることでしょうか。
実は、イエス・キリストは私たちを「友」と呼んでくださっているのです。ヨハネの福音書15章13節 「人が自分の友のためにいのちを捨てること、これよりも大きな愛はだれも持っていません。」
罪ある私たちの現実を、10個どころかすべて言えるのに、この方は私たちを「友」と呼んでくださいます。それだけでなく、「友」を救うためにご自分のいのちを捨ててくださったのです。
以前お世話になった先生から、「だからの愛」と「だけどの愛」という話を教わりました。「だからの愛」というのは、理由のある愛です。「あなたはおもしろい」「君は成績がいい」「私に優しい」「だから私もあなたを愛している」これらは、私たちが日頃よく接しているものです。でも、その理由を満たせない時はどうなるのでしょうか?プレッシャーや恐れの中で、自分の存在意義を見失い、バランスを崩してしまう人も少なくありません。
これに対して、イエス・キリストが私たちに示してくださった愛は、「だけどの愛」です。どういうことかというと、「あなたは自分になかなか自信が持てないね。だけど、わたしはあなたを愛しているよ」「あなたは今苦しい中にいる。だけど、あなたを決して離さないよ」そのように、条件を設けない、こちらがどんな状態であっても変わらない愛なのです。
何より、ご自分のかけがえのない「友」、すなわち私やあなたを罪から救うために、キリストはご自身のいのちを捨ててくださいました。口先だけではない、「友」への本当の愛がここにあるのです。

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