山はそこにあるんだね

出演者
山本陽一郎
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.02.07
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 出エジプト記 13章21節
放送日
2023.02.07

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。
昨年、富山県の教会へ奉仕に行きました。大先輩である牧師先生が迎えてくださいました。車の助手席に乗せていただいて国道を進んでいくと、前方に立山連峰が見えてきました。本当に素晴らしい風景です。青空の下に、北アルプス北部の雄大な山々が連なっていました。
ところが、走っているうちに天候が急変し、黒い雲が見る見るうちに広がってきたのです。そして、ひどい土砂降りに。車のワイパーが追いつかず、前もよく見えず、もちろん、さっきまでの立山連峰は見えなくなってしまいました。
すると、ハンドルを握りながら牧師先生がこんなことを言われたのです。「私はね、ここで暮らすようになって、山を通して教えられましたね。山がきれいに見える日もあれば、厚い雲に覆われて何にも見えない日もある。でもね、その時の私たちには見えなくても、山はいつもそこにあるんだね。」
生きることも同じだ、ということです。視界良好の時。土砂降りで前も見えない時。私たちの人生にはいろんな時があります。けれども、生きておられるまことの神様は、どんな時にも変わらずそこにいてくださるのです。さまざまな人間関係や環境の変化の中で、昨日は希望に溢れていたのに、今日は落ち込んでいたり…。私たちの状態は、天気のように変わるものかもしれませんね。
でも、神様は変わりません。聖書の出エジプト記13章21節です。「主は、昼は、途上の彼らを導くため雲の柱の中に、また夜は、彼らを照らすため火の柱の中にいて、彼らの前を進まれた。彼らが昼も夜も進んで行くためであった。」
旅を続けたイスラエルの人々を、神様は導き続けてくださいました。まことの神様はいつも共にいて、私たちの前を進んでくださるお方です。
あなたの今日の天気はどうでしょうか。晴れでも、曇りでも、たとえ雨でも嵐でも、この方が導いてくださることを信じて歩んでいきましょう。

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