ルカの福音書-124

出演者
大嶋重徳
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

もっと詳しく見る

アップロード日
2023.02.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 6章
[新約聖書] 使徒の働き 20章
放送日
2023.02.04

いいね登録

     登録数:1

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。
今週はルカ福音書から安息日とは何かということを考えてきました。安息日の礼拝は、現在日曜日になっています。それは、安息日に主人公のイエス様が復活をなさったのが日曜日であったからです。金曜日に十字架につけられ、3日間イエス様は深い「よみ」という場所にくだられて、私たちが受けるべき罪のさばきを受けてくださいました。しかし、イエス様は死んだままでは終わらない方でした。復活の神の力を帯びて、3日目の日曜の朝にイエス様はよみがえり、弟子たちのところに現れてくださいました。その時以降、弟子たちはイエス様への礼拝を日曜の朝に行うようになったのです。
しかし、当時から日曜日にも労働はありました。特にローマ帝国内で働く者たちにとって朝の働きに行くまでの時間に礼拝を献げるのか、あるいは労働を終えて礼拝に駆けつける。そんな礼拝の日々でした。新約聖書にある「使徒の働き」というところには、その礼拝中に眠りこけ、窓から落ちるユテコと言う人が出てきます。彼は必死に礼拝にやってきて、いのちを落としましたが、しかし、そこで復活のいのちに生かされる経験もしました。やがて、ローマ皇帝がクリスチャンになってから日曜日が休みとなっていきます。クリスチャンたちのいのちがけの伝道と宣教が日曜を休むという生活を世界中に広げたのです。
ラジオをお聴きの皆さんもぜひ日曜日は礼拝にお越しいただきたいと思います。礼拝ではあなたの生きる力が回復します。教会はあなたの魂のいのちを得るために、あなたの住む地域に建てられています。牧師はあなたのいのちに寄り添うために教会にいます。あなたが神の前に立ち上がって、あなたの祈りに神が答えてくださるように、牧師はあなたのために祈ってくれます。また、教会にはあなたのために祈ってくれるほかの人たちもいます。どうか心疲れている皆さん、あなたが本当の安息を得る場所を持ってほしいと思います。
新しい週をまた生きる力を得るために、6日働いて神の前に出るという信仰のリズムを作ってください。今週、あなたは安息日の本当の意味を受け取ってもらえたでしょうか。あなたのいのちが守られて、あなたの魂に安らぎが訪れますようにお祈りをしています。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ