二人なら温かい

出演者
荒平大輔
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.01.24
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 伝道者の書 4章9節
放送日
2023.01.24

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「世の光」の時間です。宮崎北聖書キリスト教会牧師の荒平大輔です。一年で最も寒い時期です。宮崎でも朝晩はぐっと冷え込んで氷点下になることもあります。体は縮こまっても心は伸びやかでありたいと思います。
聖書の伝道者の書のみことばをお読みします。「二人は一人よりもまさっている。どちらかが倒れるときには、一人がその仲間を起こす。倒れても起こしてくれる者のいないひとりぼっちの人はかわいそうだ。また、二人が一緒に寝ると温かくなる。一人ではどうして温かくなるだろうか。一人なら打ち負かされても、二人なら立ち向かえる。三つ撚りの糸は簡単には切れない。」
イスラエルでは寒い夜、旅人たちが身を寄せ合って寝たそうです。三つ撚りの糸の強さは古代オリエント世界でもことわざになっていました。毛利元就の三本の矢の教訓より、はるか昔です。
この聖書の箇所は結婚式でも語られることがあります。夫婦の真ん中に神様がいて、この三つ撚りの糸なら簡単に切れないと。しかし、どんなに愛し合う夫婦でも一緒に死ぬということはそんなにはないと思います。既婚、未婚に関わらず私たちはいずれ一人になる。それでも私たちは、一人ぼっちではないということを覚えておきたいと思います。
イエス・キリストは十字架で私たちの罪の為に死なれ、3日目によみがえり、目には見えませんが、今も信じる者と共にいてくださいます。この方を信じる時に、私たちはもはや一人ぼっちではない。キリストが私たちの花婿であり、私たちの友なのです。誰が認めてくれなくても、イエス様が私たちを見捨てることはなく、いつも私たちを起こし、温め、どんな困難にも立ち向かう力を与えてくださいます。
一人なら打ち負かされても、二人なら立ち向かえる。今日もイエス・キリストと共に歩んでまいりましょう。

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