良い土地に蒔かれるとは

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.01.10
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] マタイの福音書 13章
放送日
2023.01.10

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
イエス・キリストは、種蒔きのたとえ話をしました。「良い地に落ちた種は多くの実を結びました」という誰もが簡単に理解出来るお話でしたね。そして、「良い地に蒔かれたものとは、みことばを聞いて悟る人のことです」と言われました。
でも、私たちの心を見ると、どうも良い土地とは程遠い感じがしてしまいますね。でも、安心してください。初めから良い土地である人など一人もいないのです。良い土地になるためには、潤いを与える水が必要です。イエス・キリストは、こう約束なさいました。ヨハネの福音書7章38節「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおり、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります」と。
また、良い土地にするには、石や雑草や木の根株など、邪魔なものを取り除く必要がありますね。私たちの心を見ると、石ころや雑草が心の奥深くまで伸びた根っこのようなものがありますよね。イエス様は、私たちのそういう不要なものを明らかにしてくださるお方です。そして、私たちがそれを取り除くことができるように助けてくださるのです。時には、引き抜くときに痛みを感じるかも知れません。次々と生えてくる雑草を抜き続けていくためには忍耐も必要でしょう。
そして、良い土地になるためには栄養が必要ですね。私は幼い頃、栃木県の足尾町に住んでいました。ご承知の通り、昔は足尾銅山で有名な場所でした。しかし、採掘が進み、周りの山は伐採されて木が一本もない山になってしまいました。けれども、今、足尾町に行くと、その山は緑に変わってきているそんな光景を見ることができるんです。なぜかというと、荒れ果てた山肌に種の入った土嚢を置き、また、小さな苗木を植える作業を何10年もかけて行ったからです。そして、種が蒔かれ続けることによって、土地が改良されていったのですね。種が蒔かれ続けていくとき、緑豊かな場所に変えられていくのですね。
感謝なことに、イエス・キリストの恵みのみことばという種は聖書を通して、溢れるばかりに蒔かれ続けているのです。吹き飛ばされたり、流されることもあるかもしれません。でも、この種は私たちの栄養となり、良い土地に私たちを変え、豊かな実を実らせていくのです。私たちの荒れ地のような心を良い地にしてくださるのは、イエス・キリストであり、成長させてくださるのもイエス様ご自身なのですね。

コメント

中野周治
良い土地でなかったら良い土地にすればいいのですね!

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