知恵ある者に与えよ

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2023.01.06
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 9章9節
放送日
2023.01.06

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は、「知恵のある者に与えよ」と題してメッセージをいたします。
箴言9章9節「知恵のある者に与えよ。彼はますます知恵ある者となる。正しい人を教えよ。彼は洞察を深める。」
昨日に続いて、今日も9章を読みますが、9章で学ぶもう一つの教訓は、どのような人と関わるか、ということです。しかも、人を教えることについての関わりです。そもそも人は教えたがりの生き物です。ついおだてられると、とうとうと話し始めるのが人間です。そのような人間の性質には注意しなくてはなりません。そして、誰でもかんでも教えるというのではなく、教えるべき人がいる、教育すべき対象をよく見極めなさいと著者は語るのです。もし、あなたが目をかけて、教えようとするなら、嘲る者ではなく、知恵のある者、正しい人にそうしなさいと。
この箴言を書いたソロモンは、王様として国家を築き上げるために、やはり、それなりに優秀な人を育てなくてはなりませんでした。多忙な中で、どのような者たちに、自分の時間とエネルギーを費やしていくのか、著者は言うのです。教えるなら、知恵のある者、正しい人にそうしなさいと。知恵ある人、正しい人をこそ叱り、与え、教えなさいと言います。イエスも「聖なるものを犬に与えてはいけません。また、真珠を豚の前に投げてはいけません。犬や豚はそれらを足で踏みつけ、向き直って、あなたがたをかみ裂くことになります。」と言いましたが、教えたことを大事にする人を教えなさいというわけです。そのような意味で、知恵ある人というのは、まず人をよく観察する人、人をよく見抜いていく人なのです。人の時間もエネルギーも無限ではありません。よく物事を見極めていきたいところです。
では、今日もよき一日となるように祈ります。

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