瞳のように守れ

出演者
福井誠
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2023.01.02
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 7章1、2節
放送日
2023.01.02

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。2023年最初の「世の光」今日も聖書を開いてまいりましょう。
継続は力です。日々、聖書を手に取り、心の糧とするなら、自然に養われてくるものがあるものです。今日は「瞳のように守れ」と題してメッセージをいたします。
箴言7章 1~2節「わが子よ。私のことばを守り、私の命令をあなたのうちに蓄えよ。私の命令を守って生きよ。私の教えを、自分の瞳のように守れ。」
今週一週間、私、福井誠が箴言からメッセージをさせていただきます。今日は7章1節からです。箴言の著者は、この書に書かれたことばを記憶に留めよ、そして、自分の瞳のように大切にせよと言います。聖書を単なる読み物、書物として読むのではなく、あたかも自分の体の一部として受け止め、大事にせよというわけです。
しばしば若い人は未熟だと言われます。それは、ある程度人生のことについてわかっていたとしても、わかったとおりの行動が取れないためです。ですから、わかっているのに、多くの危険に陥り、さらに人生でのチャンスを失ってしまうこともあるものです。色々と人の話は聞いていて、あれこれ知っているけれども、知っているとおりに賢く物事を進められない未熟さがあるのです。ですから、教えられた知恵は、頭の中だけではなく、目、口、手、足、体のすべてに連動するまでしっかり身に着けていく。つまり、熟成させていくことが大切です。
実際、この箴言はソロモン王が自分の子に、つまり、王家の教え、帝王学として語ったものですが、王様には、必ず守るべき教えが3つありました。王になったら軍事力に執着し過ぎない、多くの妻にうつつを抜かさない、そして最後が重要です。神のみ教えを巻き物に書き写し、自分の手元に置いて、一生の間これを読む、です。人の上に立ち、指導する者であればなおさら、知恵と体が結びつく成熟さを持てと教えられています。
では、今年も一年「世の光」をぜひ続けてお聴きください。

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