悲しみが喜びに変わる脱出の道

出演者
岩井基雄
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 元気をもらいたいとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.12.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 哀歌 3章31~33節
[新約聖書] コリント人への手紙第一 10章13節
放送日
2022.12.28

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「世の光」の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。2022年を振り返るときを迎えています。皆様にとってこの一年は、どのような一年だったでしょうか。
 世界では、大きな悲しみも広がりました。痛みを通ていらっしゃる世界の方々の慰めと平安のために共に祈りたいと思います。
 人生の中には様々な悲しみがあり、苦難もあります。しかし、次の聖書のことばに、私たちは大きな慰めを受けることができるのです。 
「主はいつまでも見放してはおられない。主はたとえ悲しみを与えたとしても、その豊かな恵みによって、人を憐れまれる。主が人の子らを意味もなく苦しめ、悩ませることはない」(旧約聖書哀歌3章31節~33節)
 ここで言う「主」とは聖書が語る神様のことです。何もないところから全てのものを造り出された神様は、全ての事に主権を持ち、愛を注いでくださいます。
 この聖書のことばの背景には、神の民イスラエルが自分たちの罪のゆえに、神の裁きを受けた悲しみの現実があります。しかし、そのようなときにも神様は、彼らを見放しません。あれみ豊かな神様は意味もなく人を苦しめ、悩ますことはないのです。そして私たちが通る苦しみには、神様のご計画と私たちの理解を超えた意味があると聖書は語るのです。
 その神様の愛とご計画を知り、信頼する時、私たちはどんな苦難の中でも、そこに神様の恵みを見出すことが出来るのです。どんな深い悲しみを通ることがあっても、神様は私たちを愛し、豊かな恵みと憐みを注いでくださるからです。
 またこうも記されています。「あなたがたが経験した試練はみな人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にわあせることはなさいません。むしろ耐えられるように試練ともに脱出の道も備えていてくださいます」(新約聖書コリント人への手紙第一10章13節)
 このことばは有名で、神様を知らない方々にも、励ましと力を与えてきました。神様は真実な方ですから、私たちに耐えることのできない試練を与えることがないばかりか、脱出の道を備えてくださるのです。その約束を握りしめて歩む時、私たちはどんな苦難や試練も受け止めて歩むことができるのです。あなたも真実な神様に信頼し、神様の愛と恵みに導かれた平安な人生を歩んでいきませんか。

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