映えないクリスマス

出演者
山本陽一郎
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • クリスマス

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アップロード日
2022.12.23
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 2章11節
放送日
2022.12.23

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。山本陽一郎です。
クリスマスがやってきます。綺麗なイルミネーションを撮影した方もいるでしょう。よく若い人たちがスマホを手に「映える~」と言いながら撮影していますが、それは見栄えが良い、おしゃれというような意味です。
ところで、私たち人間には承認欲求というものがあります。ある学者は「人間の本性の最も根源的な特徴は自分を評価して欲しいという欲求である」と語りました。人はそれを確かめたい、仕事で評価されたい、自分のSNSの投稿に“いいね”をつけてほしい…。それで背伸びをしたり、一喜一憂したりすることもあるのですね。
でも、本当は無理しなくていいんです。いつも、映えてなくたっていいんです。なぜなら、あなたは今、既に愛されている存在だから。じつは、そのことが凝縮されているのが、クリスマスの出来事なのです。
ご存知ですか。なぜイエス・キリストがこの世に生まれたのかを。それは、あなたのためです。イエス様はあなたを愛し、あなたを罪から救うために、いわば神としての映えを捨ててこの世に来られました。実際、聖書に描かれるクリスマスは全然映えていません。泊まる場所がない貧しい夫婦のもとに家畜小屋で生まれた男の子がイエス様でした。私たちの罪をすべて背負って十字架にかかり救いを成し遂げるために生まれてくださったのです。
たくさんの“いいね”をもらうために努力している人たちもいます。でも、「見て!」と言わなくても、もうイエス様はあなたを見てくれています。むしろ、見なくてはいけないのは私 たちのほうです。私たちがイエス様を見ることが大事なのです。クリスマスの最大の喜びは、救い主イエスを自分自身の中にお迎えすることです。
「今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。」ルカの福音書2章11節
映えなきゃいけないクリスマス?誰がいつからそんなことを決めたんですか?映えないからこそ良いのです。だって、私たちには背伸びしても、隠しても、罪があります。孤独も弱さもあります。でも、そういう心の最も映えないところを受け止め、照らしてくれるイエス様の愛が既に用意されているのです。メリークリスマス!あなたは愛されています。

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