家畜小屋で寝かされる救い主

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき
  • クリスマス

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アップロード日
2022.12.17
カテゴリ
人物・人生
放送日
2022.12.17

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしですか。関根弘興です。
イエス・キリストがお生まれになったのはベツレヘムという町でした。しかし、母マリヤと夫ヨセフが住んでいたのはベツレヘムから100キロ以上離れたナザレという町でした。ところが、丁度そのころ、ローマ皇帝アウグストから大規模な住民登録を行なえという勅令が出されました。
そこで、ヨセフは、ダビデの家系であり、血筋でもあったので、やむをえず本籍地であるベツレヘムまで行くことになったのです。そして、ベツレヘムに着くと、人口調査のために戻ってきた人たちでいっぱいでした。この身重のマリヤたちのために、暖かい家を提供してくれる人など、誰もいませんでした。しかし、マリヤは月満ちて今にも赤ちゃんが生まれそうな状態です。そんな彼らがたどり着いた場所は、なんと家畜小屋でした。
旧約聖書によれば、キリストは王の王として、ベツレヘムでお生まれになると預言されていました。しかし、その生まれた場所は、王宮でもなく、暖かい暖炉のある家でもありませんでした。羊たちが戯れる家畜小屋だったのです。
クリスマスの賛美歌の中に、「入れまつる家あらず」という曲があります。「入れまつる家あらず 休めまつる宿もあらず」と歌われる賛美ですが、3節はこう歌われます。「内の戸(こころの戸)を今開き 真心より汝を(キリストを)迎えん。入り給え住み給え 救い主よわが主よ」
イエス様が家畜小屋でお生まれになったということは、私たちは少なくとも2つのことを考えることができると思います。1つは、家畜小屋は、この世界を、あなた自身を暗示しているということです。そして、2つめは、家畜小屋ですから、そこには羊がいますよね。
旧約聖書では、羊は人の罪を贖うために神殿で犠牲としてささげられていきました。イエス様が家畜小屋で生まれたと言うことは、イエス様が私たちのもとにきてくださり、私たちの罪を身代わりに背負い、救い主として来てくださったと言うことを示しているのですね。
私たちは、自分の心を見つめたら何がわかりますか?汚さもあるし、不誠実な思いもあるかもしれません。しかし、2000年前に家畜小屋でお生まれになり、十字架に付けられ復活され、今も生きておられる主イエス様は、あなたの心に住まおうと今、招いてくださっているのです。私たちの祈りは、「イエス様、あなたを救い主としてお迎えします。どうぞお入りください。」と応答することです。イエス様はあなたの心に住んでくださると約束してくださっているのですから。

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