すべての人を照らす光

出演者
関根弘興
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき
  • クリスマス

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アップロード日
2022.12.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 1章9~11節
放送日
2022.12.16

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
新約聖書ヨハネの福音書1章9~11節のことばをお読みします。
「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。」
この福音書が記された時代は、いろいろなまやかしが氾濫していました。様々な教え、偽預言者たちが現れ、人々を混乱させていきました。そして、至る所で紛争がありました。今、世界を見るとどうでしょう。コロナの猛威があり、大きな戦争があり、分断ということばを目にしない日がないほどです。人を見下し、非難と批判を繰り返しいる現実をあちこちで目にしますね。そうしたことだけを見ていると、憂いは増していきます。希望は失せてきてしまいますね。人々は、光を見ようとせず闇ばかりを見る癖をまるで持っているかのようです。
しかし、聖書はなんとすばらしいニュースを私たちに伝えているでしょう。すべての人を照らす光、すなわちイエス・キリストが来てくださいましたと伝えています。そのニュースが伝えられたとき、人々の反応はどうだったでしょうか。
それは、大変冷たいものでした。イエス様を拒否し、無視し、受け入れようとしない態度、いや知ろうともしない態度だったというのです。マザーテレサは、愛の反対語は、憎しみではなく、無関心だと言ったそうですが、2000年前にイエス・キリストが来られたとき、この無関心が漂っていました。心の闇を取り除き、いのちを与えることのできるイエス様に無関心だったのです。
イエス様はご自分が愛して止まないひとり、ひとりのもとへ来たのに、人々はその愛を理解しようともせず、受け入れようともしませんでした。でも、それでも、それでも、それでも…イエス・キリストは来てくださったのです。
人々はイエス・キリストに、無関心でした。今もそうかも知れません。でも、イエス・キリストは、そんなひとり、ひとりを愛さずにはおられない方なのです。
そして、今でも、そのキリストの愛はあなたに向けられていることをあなたはご存じですか。それは憂いを、闇を取り除く、すべてを照らすまことの光となってくださるお方、イエス・キリスト。このキリストを信頼し生きていくとき、あなたの人生にすばらしい光が差し込んでくるのです。

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