いのちの年と平安が増し加えられる

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.11.02
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 3章1、2節
放送日
2022.11.02

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は箴言3:1~2から 「いのちの年と平安が増し加えられる」と題してメッセージをいたします。

「わが子よ、私の教えを忘れるな。心に私の命令を保つようにせよ。長い日々と、いのちと平安の年月が、あなたに増し加えられるからだ。」

人はどんなに長く人生を生きたとしても、その人生が孤独であったり、争いに満ちていたら決して幸せだと思うことはないものでしょう。長い命を生きるのみならず、そこに充実感や潤い、平安を感じるためにはどうしたらよいのか。知恵の書は、そのような幸せ感を求める人に、どんなことを言っているのでしょうか?
箴言の著者は、「その秘訣は、神の教えを愛し、神の命令に心を留めることだ」と言います。では、具体的に神はどんなことを教え、どんな命令をしているのか。
少し箴言の3章の要点を拾い読みしてみると、こうあります。人にものを頼まれたら直ぐにする。信頼しきっている人を陥れるようなことをしてはいけない。わけもなく争わない。力で物事をねじ伏せ栄える人を見ても、彼らを羨んだり、そのやり方を真似たりしてはいけない。
こうして読んでみると、平安な人生を生きる秘訣というのは、大それたことではなくて、私たちの普段の生活の中での、小さな事柄、身近な関係、一つ一つを大切にしていくことだと言っているに過ぎません。ただ楽しいこと、面白いことを求めて、ふわふわ漂っていても、人は決して、満たされたと思うような人生を歩むことはないでしょう。
しかし、ここに書かれた神の教えに従って、地味であれ、身近な人間関係や、自分の働きをしっかり築き上げていくところに、幸せの実が結ばれるというべきです。そのような意味では、ただ聖書を斜め読みするのではなくて、聖書のことばを日々の生活につなげて生かすように読んでいく。そうすれば、気づいたら「いつも心が平安である」ということがあるものなのです。

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