隠された宝のように探り出す

出演者
福井誠
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき
  • 朝聴きたい

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アップロード日
2022.11.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 箴言 2章3~5節
放送日
2022.11.01

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井誠です。「継続は力なり」日々聖書を手に取り、心の糧とするなら自然に養われてくるものがあるものです。今日も聖書を開いてまいりましょう。今日は箴言2:3~5「隠された宝のように探り出す」と題してメッセージをいたします。

「もしあなたが悟りに呼びかけ、英知に向かって声をあげ、銀のように、これを探し、隠された宝のように探り出すなら、そのとき、あなたは主を恐れることをわきまえ知り、神を知ることを見出すようになる。」

人生の「知恵の書」と呼ばれる箴言、その2章では、人間はどのように知恵を身に着けるものなのかが、明確に語られています。それは、棚からボタ餅式に安易に与えられるものではありません。銀のようにこれを探し、隠された宝のようにこれを探り出す努力が必要だと言います。
そのような意味では、何かを極めた、そのような経験のある人は、私の語ることもよく理解できるでしょう。諦めず、粘り強く、食らいついて離れず、そして乗り越えていく。そのような取り組みのある所に何かが生まれる。人間が知恵深くなるのも、そのような努力があればこそだと言うのです。
しかし、「自分にはそんな忍耐力はないなあ」と思う方も多いのではないでしょうか。けれども、少しずつ取り組めば良いのです。「塵も積もれば山となる」人は人、ゆっくりでも自分のペースで取り組めば良いのです。
私はウェブブログ「パスターまことの聖書通読一日一生」を書き続けて、もはや20年を超えました。毎朝5時に、教会の執務室で聖書を開いて、繰り返し読むことで、自己流に読むことが正されて、聖書の世界そのものが掘り下げられました。それによって、今や66巻ある聖書全巻を貫いている思想や、各書簡の関連がよく理解できるようになりました。聖書の語る知恵、すぐ理解されるものもあれば、そのように熟成されるような時間を経て、身につくものもあると心得ましょう。

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