あわれみは人を生かす

出演者
辻 秀彦(ジーザス・フェローシップ広島)
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.10.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] エペソ人への手紙 2章4、5節
放送日
2022.10.28

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「世の光」の時間です。今日、番組を担当する広島市にあるジーザス・フェローシップ広島の牧師辻秀彦です。テーマは「あわれみは人を生かす」です。
聖書をお読みします。エペソ人への手紙2:4~5「しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、背きの中に死んでいた私たちを、キリストとともに生かしてくださいました。あなたがたが救われたのは恵みによるのです。」
少年院から出所してきた2人の少年がいました。将来性のある才能と能力を備えていた2人はその力を悪いことのために使っていたのでした。孤児院に預けられた2人の少年のところにある金持ちが訪れ、2人を見て深くあわれみ、ぜひ引き取りたいと申し出ました。
1人はやり直せるチャンスだと思って喜んで受け入れました。もう1人は金持ちにあわれまれたくないと言って断ってしまいました。十数年後、この孤児院を支援したいという人が現れたのです。その人はある金持ちに引き取られていった少年だったのです。彼はその金持ちの息子となり、相続者となっていたのです。
2人のうち人生をやり直せたのはどちらでしょうか?それは金持ちの深いあわれみを信じ、受け入れた少年です。自分の力ではどうにもできない状況から救われるには、あわれみを受けることです。この世はさまざまな貪り、すなわち貪欲に振り回されている人々が満ちています。この貪欲のゆえに、あらゆる不幸な出来事が起こっています。人は貪欲の奴隷であり、自分ではどうすることもできないのです。そのような私たちをキリストは深くあわれんでくださり、貪欲の奴隷から解放するために代価を払って買い取ってくださいました。
その代価とはご自身の罪のない聖いいのちのことです。約2000年前、イエス・キリストが十字架で死なれ、葬られ、3日目によみがえられたことによって、代価の支払いが完了しました。キリストの深いあわれみを信じて、貪欲から解放された新しい人生を歩んでみませんか?キリストの深いあわれみは、今もすべての人に注がれ続けています。アーメン。

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