外国を慕ったことへのさばきの宣告

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.10.15
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] エゼキエル書 23章
放送日
2022.10.15

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、「神のさばき」についてお話ししています。
今日は、旧約聖書のエゼキエル書23章の後半で、神が語られている「神のさばき」についてお話しします。
神は、人の行っている罪が、いかに、ひどいものであるかを教えるために例えを用いて語られました。
23章の後半で、神は南の王国ユダがこのまま罪を悔い改めないなら、神のさばきによって滅ぼされることを例えで話されました。
ユダを、ご自分と結婚をした妻に例えて語っています。そして、ユダの行ってきた罪を淫行に例えています。
淫行とは、みだらな行いのことで、夫を裏切ることです。結婚は、二人がずっと一緒に生きることと、互いに愛し合うことを約束する、契約に基づいています。しかし、淫行はそのきよい約束をやぶることです。罪は、神が結ぼうとされている愛の関係を一方的に壊してしまう、神への裏切り行為なのです。
そして、神は、ユダの行った罪、裏切り行為を知っておられます。ユダは、神よりも外国を愛しました。強い外国、繁栄している外国にあこがれて、同盟関係を持とうとして、外国の偶像の神々を自分たちの国に積極的に取り入れたのです。神が礼拝の場所として定めたエルサレムの近くに、異教の神々の祭壇を作り、そこで子どもをいけにえにささげていました。エルサレムの神殿の中にも異教の神々の祭壇を作りました。
神への礼拝は、形式的なものになってしまいました。過ぎ越しの祭りなど、神の定めた祭りも行われていませんでした。
神は、彼らのひどい裏切り行為に対して腹を立てていることを教え、悔い改めないなら外国によって国を亡ぼすと警告されたのです。神は悔い改めを迫ったのです。
神のさばきの宣告は、自分の罪を悔やんで、神に立ち返ることを迫る愛のメッセージです。神はキリストの十字架によって、すべての人の罪を完全にさばかれました。
神のさばきは、すべての罪をさばき、人をきよめて、神との関係を回復する神の救いのわざなのです。

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