外国を慕ったことへのさばき

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会

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アップロード日
2022.10.14
カテゴリ
聖書箇所
[旧約聖書] エゼキエル書 23章
放送日
2022.10.14

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、「神のさばき」についてお話ししています。今日は旧約聖書のエゼキエル書23章で、神が語られている「神のさばき」についてお話しします。
神は、人の行っている罪が、いかに、ひどいものであり、神に嫌われることであるかを教えるために例えを用いて語られました。23章の前半で、神は北の王国イスラエルが神のさばきによって滅ぼされたことを例えで話されました。
イスラエルを、ご自分と結婚をした妻に例えて語っています。神はイスラエルを愛しているのです。
そして、イスラエルの行っていた罪を「淫行」に例えています。淫行とは、みだらな行いのことで、夫婦の関係を裏切ることです。結婚は、ふたりがずっと一緒に生きることと、互いに愛し合うことを約束する、契約に基づいています。しかし、淫行はそのきよい約束をやぶることです。
罪は、神が結ぼうとされている愛の関係を一方的に壊してしまう、神への裏切り行為なのです。
例えで罪のことを語られた神は、彼らが行った罪を知っておられました。聖書では、それを「ヤロブアムの罪」と言っています。ヤロブアムは北の王国の最初の王でした。
彼は、神に逆らい、自分勝手な礼拝を行いました。彼は、勝手にベテルとダンに祭壇を作り、金の子牛の像を祀って、そこで神を礼拝させました。間違った礼拝をささげさせてしまったのです。
そのうえ、外国の神々を崇拝することをやめませんでした。また、彼は礼拝などの宗教儀式で奉仕をする祭司を自分勝手に選んでしまったのです。
このような彼の罪が、彼の死後も王国でずっと行われ続けていたのです。このような神への裏切り行為に対して、神は国を亡ぼすという、さばきを行われたのです。

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