神のさばきの宣告 4

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.10.13
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] エゼキエル書 22章30節
放送日
2022.10.13

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は、「神のさばき」についてお話ししています。今日は、旧約聖書のエゼキエル書22章の後半で、神が語られている「神のさばき」についてお話しします。
神は、罪を犯し続けているイスラエルにこう言われました。「あなたがたは、わたしにとって金かすとなった」
「金かす」とは、価値のないもののことです。罪は、その人を、価値のないものにするのです。実際、このとき国は不信仰に陥っていました。偶像崇拝が行われ、すべての人が、神が禁じておられる悪を行っていました。神の教えを守らず、むしろ神を裏切っていたのです。
神は、さらにこう言われました。「この地を滅ぼすことがないように、わたしは、この地のために、わたしの前で石垣を築き、破れ口に立つ者を彼らの間に探し求めたが、見つからなかった。」(22:30)
神は国が滅びないように城壁をたてました。その城壁が崩されると、その破れ口を修復し、国を復興させる信仰のある人を探しました。しかし、そのような人は見つかりませんでした。
それで、神は、国は滅びると宣言されています。しかし、この神のことばを注意して聴くとき、ここに神の救いの約束があるのです。神は、国を滅ぼすことを「金かすであるあなたがたを炉に入れて溶かす」と言っています。
炉に入れて溶かすというのは、不純物の混ざっている金属を溶かしてきれいで純粋な金属にすることです。
神は、金かすである彼らを国の滅亡という火を通して、きよめて価値あるものに回復しようとしておられるのです。
神は、「破れ口に立つ者」としてイエス・キリストを遣わされました。そして神は、キリストの十字架によって、すべての人の罪を完全にさばかれたのです。神のさばきは、すべての罪をさばき、人をきよめて、神との関係を回復する神の救いのわざなのです。

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