カナの婚礼

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2022.07.07
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの福音書 2章
[新約聖書] ペテロの手紙第一 5章7節
放送日
2022.07.07

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。
今日は「カナの婚礼」という題でお話ししましょう。イエス・キリストが最初のしるし(奇跡)をガリラヤのカナというところの婚礼でおこなったお話しです。ヨハネの福音書の2章に入ります。
ガリラヤ地方のカナの町で婚礼が開かれ、イエス様の母がそこにいました。恐らく、親族の結婚でしたので、イエスも弟子たちもその婚礼に招かれていました。ところが、婚礼の祝宴の最中、ぶどう酒が切れてしまったのです。予想以上の客が来てしまったのかもしれません。イエス様の母は困り果てて、イエスに「ぶどう酒がなくなってしまいました。」と相談したのです。ところが、息子のイエスからとんでもない返事が返ってきました。「婦人よ、あなたは、わたしと、なんの関りがありますか。わたしの時は、まだきていません。」
すると、母はしもべたちにこう伝えました。「このかたが、あなたがたに言いつけることは、なんでもして下さい。」
ところで、この婚礼の家には、手足を洗うための石の水がめが6つ置いてありました。1つの水がめは4斗から5斗、すなわち80リットルから120リットルの水が入りました。イエス様はしもべたちに「かめに水をいっぱい入れなさい。」イエス様の言われるままに、彼らは水がめの口のところまでいっぱいに水を入れたのです。「さあ、その水がめから水を汲んで料理長のところへ持って行きなさい。」しもべたちは、水がめから水を汲んで料理長のもとへ持って行ったのです。
料理長はぶどう酒になった水をなめて驚きました。急いで花婿を呼んで言ったのです。「どんな人でもはじめに良いぶどう酒を出して、酔いがまわった頃に水で割ったぶどう酒を出すものだ。婿さんよ、あんたは良いぶどう酒を今まで取っておかれましたね。」
私たちの人生には、結婚というお祝いと喜びの途中でありましても、不足や問題が起こるものです。しかし、そのときにイエス様がともにいてくださるならば、不足や問題が不思議と解決されていくのではないでしょうか。そして、さらに良いものがイエス様によって用意されるのです。
聖書のことばです。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」ペテロの手紙第一5章7節。

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