どうしても必要なもの

出演者
堀 肇
制作
PBA太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 眠れないとき

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アップロード日
2022.06.11
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 10章
放送日
2022.06.11

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「世の光」の時間です。皆さん、お元気でいらっしゃいますか。鶴瀬恵みキリスト教会牧師の堀肇です。
今日は名言というよりも聖書を読む人が、しばしば話題にする頻度の高い物語の一つを取り上げてみたいと思います。どこの誰が読んでも日常卑近な興味深い話です。マルタとマリアという姉妹の物語です。
これは、イエス・キリストがベタニヤという村に住んでいたマルタとマリアのところに立ち寄られた時の話です。その時、姉のマルタは、早速もてなしのために忙しく立ち働きました。妹のマリアはイエスの足もとに座って語られる話しに聞き入っていたというのです。両方とも必要なことでした。
ところが、そのうち姉のマルタは忙しさのあまり、精神的に落ち着かなくなり、ついにイエスに「私の手伝いをするように、妹におっしゃってください」と不満をぶつけてしまったのです。
この時、イエスは「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリアはその良いほうを選んだのです。」とマルタに諭されたのです。
さて、この話。着目したいところは、「どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。」ということばです。その一つというのは、まずイエスの語られることに耳を傾けるということなんですが、ここで特に留意してほしいことは「一つだけです」ということばです。
「だけ」とはどう理解したらいいのでしょうか。これは、それがなかったら他のものは機能しなくなってしまうというようなものと考えて良いのではないかと思います。
人間の体で言えば心臓ですね。これが止まったら他の部分も役立たなくなってしまいます。いのちは終りですね。
さて、私たちの日々の生活には成すべき必要なことがたくさんあります。しかし、考えてみたいのは人間を支えている心や魂の世界が枯渇してしまって、それを失ってしまったら人生を本当にいきいきと生きることができなくなってしまいます。
そのことを考えると、まずマリアのように神のことばを聞くという選択をしたいものです。その意味で、皆さんに聖書を読んで欲しいと私は思っているのです。

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