ネヘミヤの祖国復興の祈り

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 一歩踏み出したいとき

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アップロード日
2022.06.01
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] ネヘミヤ記 1章
放送日
2022.06.01

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「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今日は、祖国イスラエルの復興を願うネヘミヤの祈りについてお話します。
ネヘミヤは、外国であるペルシャでその国の王に仕える人でした。彼は献酌官として王の厚い信頼を受けていました。
彼が、スサの城で働いていたとき、エルサレムからやって来た同胞たちから祖国の状況を聞きました。
「生き残った者たちは、大きな困難と恥辱の中にあります。エルサレムの城壁は崩され、その門は火で焼き払われたままです。」
このことを聞いてネヘミヤは嘆き悲しみ、神に祈りました。
「どうか、あなたの耳を傾け、あなたの目を開いて、このしもべの祈りを聞いてください。」
そして、彼はまず自分の罪を告白しました。
「私たちは神の掟も定めも守りませんでした。」
ネヘミヤは、祖国が、今も大きな困難と恥辱の中にあるのは、自分たちが神に命じられたことを守り行わなかったからであると自分たちの罪を告白したのです。そして、以前、語られた神の恵みの約束を思い出して神に願いました。
「神よ、あなたは、かつて私たちに『あなたがたが裏切るなら、わたしはあなたがたを外国に散らす。しかし、あなたがたがそこからわたしに立ち返り、わたしの命令を守り行うなら、たとえ、あなたがたが天の果てにいても、わたしはそこから集め、エルサレムに連れて帰る。』と約束してくださいました。神よ、あなたのこの約束のことばを思い出してください。」
神は、確かに、裏切ったとしても、悔い改めるなら必ず回復を与えると約束してくださっていたのです。このあと、ネヘミヤは、祖国に戻り、城壁を再建する事業に携わることになったのです。
この神の約束のことばは、わたしたちへの約束でもあります。神は、あなたを愛して、あなたを救うことのできるお方です。神は、本当の救いと幸せを与えることができます。どんなに長く神を知らないままでいたとしても、どんなに長く神を信じていなかったとしても、あなたが神を信じるなら、神はあなたを必ず救ってくださいます。

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