心に刻む言葉

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 元気をもらいたいとき

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アップロード日
2022.05.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] イザヤ書 43章4節
放送日
2022.05.03

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「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興です。
ある方がある外国の町を歩いていると、刺青屋を見かけたそうです。ショー・ウインドーには、色々な絵柄や文字のサンプルが飾ってありました。派手な花模様や様々な種類の文字。しかし、その中に、こんな言葉を体に彫る人がいるのだろうかと目を疑う言葉があったそうです。それは、「負け犬」。
店の主人に、「本気で『負け犬』なんて彫ってくれと頼む人がいるんですか。」と尋ねると、主人は、「はい、たまにね。」と答えました。びっくりして「とても信じられない。」と言うと、その主人は「いや体に彫る前に、心の中に彫られているんだよ。」こういうふうに言ったそうです。
「体に彫られる前に、心の中に彫られている」少し考えさせられますね。私たちは、色々なイメージや先入観によって、色々なものを心に彫り込んでしまう、刻み込んでしまうことがあるように思います。
ある人は、「自分は本当に駄目なやつさ」と自分の心にしっかりと彫り込んで、「だから何をやってもうまくいかないのさ」と叫んでいます。行動を起こす前に、すでに心の中に彫られている文字に縛られているわけです。
しかし、心の中に「私は高価で尊い」「神様が味方なら私はいつも圧倒的な勝利者だ。」「神様に愛されている。」ということばを刻み込むことができたらどうでしょうか。自ずとその行動は、変わってくるはずです。
聖書は、私たちの弱さを容赦なく指摘する書物です。私たちは罪人で自分を救うことのできない存在だと教えます。しかし、それで終わってしまったら何の救いもありません。
聖書には、私たちの罪の解決のために、とてつもない神の愛が注がれたと記されています。それはいのちがけで私たちを愛し、救う方がこの地上に来てくださったということです。それがイエス・キリストです。
イエス・キリストは、私たちのために、すべての罪を背負い、私たちに代わって十字架についてくださり、身代わりとなって私たちの為に罰を受けてくださいました。そして、3日目によみがえり、今も生きて働いてくださる方です。私たちが自分で自分の内側を変えようとしたら、確かに負け犬になってしまうでしょう。しかし、イエス・キリストは、私たちとともに、私たちの内に住み、私たちを新しく造り変え、新しい人生を歩ませてくださる方です。
あなたは、神様に愛されています。だから、「私は愛されている」「弱い私を守り、強めてくださる方がいるのだ」ということを心の真ん中に刻み込みながら歩んでいきませんか。

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