一番大切なこと|イースターSP

出演者
佐々木真輝(北上聖書バプテスト教会牧師)
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 死や命について考えているとき
  • 人を許すことが出来ないとき
  • イースター

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アップロード日
2022.04.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コリント人への手紙第一 15章3、4節
放送日
2022.04.18

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「世の光」の時間です。北上聖書バプテスト教会の佐々木真輝です。
4月17日はイースターというキリスト教の記念日でした。最近は、キリスト教とは関係なく春のお祭りとして、スーパーの食品売り場に「ハッピーイースター」というシールが貼られた卵が売られていたりします。けれどもイースターはイエス・キリストの復活をお祝いする日です。ご存じでしたか?
復活したということは、その前に死んだということになります。では、イエス様はどうして死なれたのでしょうか。民族解放のために立ちあがり戦いで命を落としたのではありません。また、事故や病気で死んだのでもありません。イエス様の死は私たちの罪のためであったということが、聖書のことばから分かります。
新約聖書のコリント人への手紙第一15章3節と4節をお読みします。
「私があなたがたに最も大切なこととして伝えたのは、私も受けたことであって、次のことです。キリストは、聖書に書いてあるとおりに、私たちの罪のために死なれたこと、また、葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおりに、3日目によみがえられたこと」
イエス様は死に向かっていく恐ろしさや、すべてを失う悲しみを知っておられるだけではありません。私たちの心の中や最も愛する人たちとの関係さえ破壊してしまう罪の力を知っておられます。誰でもやってそうな、誰でも思いそうな、そんなちょっとした罪が、こすっても取れない黒カビのように私たちの心と生き方に深く根を下ろしています。この罪が私たちから安心や喜びを奪い、人生に闇を招き、人を傷つけてしまいます。罪は神がお造りになり、大切にしている世界といのちあるものを傷つけるということです。そして、私たちに大きな負いきれない報いを招きます。その負いきれない報いを代わりに引き受けてくださったのがイエス様の死です。 
しかし、イエス様がその死からよみがえってくださったことで、私たちには希望が与えられました。神が愛しておられるものを傷つけ、汚す、そんな罪をもった私たちが、それでも赦され、喜びを取り戻し、他者を愛する者にさえ変えられていく希望です。
死に向かっていく恐れがある、自分の中にある黒いものために傷つき、傷つけてしまう。そんな私たちですが、大丈夫です。私たちための死んでくださったイエス・キリストは復活し、今も生きておられ、私たちに新しいいのちを与えてくださいます。

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