信じ、待つ
- 出演者
- 山本陽一郎
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
- タグ
-
- 不安や恐れを感じているとき
- 眠れないとき
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- アップロード日
- 2022.03.22
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] ルカの福音書 22章32節
- 放送日
- 2022.03.22
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。
教会に行くようになるには、人それぞれの物語があるのだと思います。たとえば、誰かとの出会いを通してとか、挫折がきっかけでとか。さらに、イエス・キリストを信じるまでにも、色々な出来事があるのではないでしょうか。
私の場合は、クリスチャンの親のもとに生まれ、幼いころから教会に通っていたので、自然と聖書や神様のことを知っていきました。ところが、高校時代に不登校になりました。うまくいかないことが続き、もがく中で、ある思いが心に浮かび上がってきたのです。
「神様を信じていることで、何かが解決したか?神様は自分の祈りを聞いてくれているのか?いや…そもそも神って、本当にいるのか?」
いつの間にか、日曜日は家族が教会に行くのを見送る日に変わりました。教会にも行かず、学校にも行かない私を家に残し、日曜日になると、父と母は普段どおりに教会の礼拝へ出かけて行くのでした。
でもきっと本当は「普段どおり」ではなかったのだと思います。あのとき、両親も戸惑っていたはずです。息子にどうやって接したらよいのかと。
そんなある日のこと。家の冷蔵庫に何か取りに行った私は、リビングから小さな声が聞こえてくることに気づきました。そっと見てみると、母が、聖書を開いて、心を注ぎ出すように祈っていたのです。
「神様、陽一郎が苦しんでいます。どうか解決を与えてください。」
今でも私は、あの母の姿を思い起こすことがあります。母も苦しみながら、待っていた。自分は祈られてきたことを実感するのです。
だからこそ今、自分もあの人、この人のために祈りたいと思っています。
イエス・キリストは言われます。「わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(ルカの福音書22章32節)
人の歩みは、決して平坦な道のりではありません。嵐の時期もあるし、成長に時間が要ることもあるでしょう。それでも、信じて、祈ってみませんか。ご一緒に祈りましょう。誰よりもまずイエスさまが私たち一人ひとりのために祈っていてくださり、成長させてくださるのですから。
教会に行くようになるには、人それぞれの物語があるのだと思います。たとえば、誰かとの出会いを通してとか、挫折がきっかけでとか。さらに、イエス・キリストを信じるまでにも、色々な出来事があるのではないでしょうか。
私の場合は、クリスチャンの親のもとに生まれ、幼いころから教会に通っていたので、自然と聖書や神様のことを知っていきました。ところが、高校時代に不登校になりました。うまくいかないことが続き、もがく中で、ある思いが心に浮かび上がってきたのです。
「神様を信じていることで、何かが解決したか?神様は自分の祈りを聞いてくれているのか?いや…そもそも神って、本当にいるのか?」
いつの間にか、日曜日は家族が教会に行くのを見送る日に変わりました。教会にも行かず、学校にも行かない私を家に残し、日曜日になると、父と母は普段どおりに教会の礼拝へ出かけて行くのでした。
でもきっと本当は「普段どおり」ではなかったのだと思います。あのとき、両親も戸惑っていたはずです。息子にどうやって接したらよいのかと。
そんなある日のこと。家の冷蔵庫に何か取りに行った私は、リビングから小さな声が聞こえてくることに気づきました。そっと見てみると、母が、聖書を開いて、心を注ぎ出すように祈っていたのです。
「神様、陽一郎が苦しんでいます。どうか解決を与えてください。」
今でも私は、あの母の姿を思い起こすことがあります。母も苦しみながら、待っていた。自分は祈られてきたことを実感するのです。
だからこそ今、自分もあの人、この人のために祈りたいと思っています。
イエス・キリストは言われます。「わたしはあなたのために、あなたの信仰がなくならないように祈りました。ですから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」(ルカの福音書22章32節)
人の歩みは、決して平坦な道のりではありません。嵐の時期もあるし、成長に時間が要ることもあるでしょう。それでも、信じて、祈ってみませんか。ご一緒に祈りましょう。誰よりもまずイエスさまが私たち一人ひとりのために祈っていてくださり、成長させてくださるのですから。
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