“新しい人”よ、知恵を尽くして互いに

出演者
原田憲夫
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2022.02.18
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] コロサイ人への手紙 3章16節
放送日
2022.02.18

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「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか。今週担当の原田憲夫です。今日はご一緒に新約聖書コロサイ人への手紙が新しい人に勧める「知恵を尽くして」について耳を傾けたいと思います。
3章16節をお読みします。
「キリストのことばが、あなたがたのうちに豊かに住むようにしなさい。知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、詩と賛美と霊の歌により、感謝をもって心から神に向かって歌いなさい。」
キリストのことばに耳を傾け始めると、それまで思いも寄らなかったキリストご自身の一つ一つのことばが、教えが心に響いてきます。すると、それまでの友人、隣人に対する態度や関わり方、それに神様に対する姿勢が前向きに変わり始めます。
例えば、隣人が抱える問題があると、それに対して一緒に答えを探し始めます。友人が自分の犯した過ち、罪に苦しみ痛んでいるのを知ると、他人事として知らん顔できなくなります。そればかりか不思議ですが、キリストのことばから流れでる知恵を尽くして、互いに戒め合い、励まし合い、助け合い、もとの道に一緒に戻ってともにまた歩き始めようとするのです。
そうです。誰かが抱える悲しみや悩みがあれば、ともに悲しみ、悩みます。誰かが喜べばともに喜び合います。誰かが罪に陥り、苦しみ痛んでいるのであれば、知恵を尽くして互いに教え、忠告し合い、悔い改め、赦しと慰めをともに味わいたいと変えられていくのです。
ただ、この知恵はどこで身につけるのでしょう。生まれつきでしょうか。修養によってでしょうか。
いいえ。この手紙は2章3節でこう語っています。「このキリストのうちに、知恵と知識の宝がすべて隠されています。」
そうです。互いに教え、忠告し合うためには、キリストの知恵、知識が必要なのです。そのためには、この手紙が語る古い人を脱ぎ捨て、新しい人を着た新しい生き方が鍵となるのです。
いかがでしょう。私たちを取り巻く厳しい状況はまだまだ続いていますが、あなたも今日から神の知恵、知識であるキリスト心に迎え、新しい人として、友と隣人とともに知恵を尽くして互いに励まし合いながら歩んでいきませんか。あなたの上に神様の祝福が豊かにありますように。

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