寄留者を愛する

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • 人を許すことが出来ないとき

もっと詳しく見る

アップロード日
2022.01.28
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[旧約聖書] 申命記 10章
[新約聖書] ヨハネの福音書 3章16節
放送日
2022.01.28

いいね登録

     登録数:1

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は旧約聖書の申命記のモーセのメッセージからお話ししています。それは、神が与えると約束してくださった土地に入る時に、モーセがイスラエルに語ったメッセージです。このメッセージは、今の私たちにも大切な神の教えです。
申命記10章で、モーセはこのように語っています。「今、あなたの神が、あなたに求めておられることは何か。それは、神を恐れ、神の命令を聴くことである。そして、この命令はあなたを幸せにするのだから、神を愛して、神の命令を守り行いなさい。」
さらに、モーセは、神がどんなお方であるか語ります。「あなたがたの神は、神の神、主の主、偉大で力があり、恐れ多い方である。その方が、寄留者を愛して、食物と衣服を与えられるのである。」こう語った後、「あなたがたも寄留者を愛しなさい」と教えています。
ここでの神の命令は、神を愛して、隣人を愛しなさいということです。
「寄留者」とは「異邦の民」のことです。もともと異邦の民とは、真の神を信じない人たちのことでした。しかし、その人たちが真の神を信じるなら、その人たちは寄留者としてともに幸せに暮らすことができたのです。
神が私たちに与えられる命令の土台となるのが、「神を愛し、人を愛する」ことです。現代に生きる私たちも、愛がどんなに素晴らしいものであるか知っています。愛こそすべてなのです。でも実際には、人を憎んだり、妬んだりしてしまい、互いに愛し合うどころか傷つけあってしまうことが多いのではないでしょうか。
聖書はまず、神が人を愛しておられるお方であることを教えています。さらに神の愛がどんなに素晴らしいのかを教えてくれています。
こうして聖書によって、神は、神を愛し、人を愛するにはどうしたらよいかを教えてくださっているのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」新約聖書ヨハネの福音書3章16節

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ