ついにローマに到着

出演者
板倉邦雄
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 疲れているとき
  • 不安や恐れを感じているとき

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アップロード日
2022.01.03
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 28章
[新約聖書] ピリピ人への手紙 2章13節
放送日
2022.01.03

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「世の光」の時間です。明けましておめでとうございます。皆さん、いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「ついにローマに到着」という題でお話ししましょう。
さて、パウロ一行はマルタ島で3ヶ月過ごしました。その中の一つのエピソードを初めにお話ししましょう。
使徒の働き28章です。マルタ島の首長プブリウスさんがパウロ一行を招待し、3日間親切にもてなしてくれたのです。たまたま、プブリウスさんの父親が赤痢を患い、高熱で床についていました。そこでパウロは父親のところに行って手を置いて祈り、病気を治してあげたのです。
このことがあってから他の病気をしている島の人々が続々パウロのところにやってきては皆癒されました。島の人々はパウロ一行を尊敬し、出帆のときには難船で失った必要な品々を持ってきてくれたのです。
3ヶ月経った後、パウロ一行はこのマルタ島で冬ごもりをしていたアレクサンドリアの船で出帆することにしました。そしてシチリア島のシラクサに寄港し、3日間停泊し、そこから進んでイタリア半島のレギオンに到着したのです。
1日後、南風が吹いてきたのでこれ幸いと出帆して、2日目にプテオリにつき、プテオリで信徒たちに会い、勧められるままに7日間滞在しました。プテオリからは陸路でパウロ一行はついにローマに到着したのです。
パウロ一行がローマに到着する前、ローマ教会の信徒たちはパウロたちがローマに来るということを聞いてローマの手前にあるアピイフォルムおよびトレス・タベルネまで出迎えたのでした。パウロはローマの信徒たちの出迎えを受けて神に感謝し、勇気を与えられ勇み立ったのです。
ついに、パウロは念願のローマに到着しました。囚人という立場ではありましたが、当時世界の都ローマでもイエス・キリストの証をしなくてはならないと言われた主イエス様のことばがこのような形で実現したのです。ローマ行きは使徒パウロの長年の志でありました。神の計画と私たちの志とは深い関係にあることを学ぶことができます。
聖書のことばです。「神はみこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださる方です。」ピリピ人への手紙2章13節。

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