羊飼いたちの喜び

出演者
関根弘興
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min
タグ
  • 孤独や悲しみを覚えるとき
  • クリスマス

もっと詳しく見る

アップロード日
2021.12.16
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 章
放送日
2021.12.16

いいね登録

     登録数:0

いいねリストを見る

「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。今週はクリスマスの出来事からお話しをしています。
聖霊によって救い主を身ごもったマリア、そしていいなずけの夫ヨセフはベツレヘムに向かうことになりました。それは、マリアがちょうど産み月が近づいていた頃、ローマ政府が「人口調査をせよ」という命令を出したからでした。それも現地登録ではなく本籍地登録の命令でした。
彼らはダビデの血筋だったのでベツレヘムに行って登録をする必要があったのです。およそ100キロ以上の道のりを旅するわけですから、身重のマリアにとっては、大変辛い、いのちの危険と隣り合わせの旅であったはずです。そして、ベツレヘムに着くとすぐに陣痛が始まり家畜小屋でイエス様はお生まれになりました。
さて、最初に幼子イエス様のもとに駆けつけたのは一体誰でしょう。当時、社会からほとんど相手にされていなかった羊飼いたちでした。一国の君主が生まれたとなれば政府の高官や貴族たちがこぞって表敬訪問にやってくるでしょう。
しかし、イエス様のもとにやってきたのは社会に対して発信する力など何一つないような貧しい羊飼いたちだったのです。
どうして羊飼いたちは幼子イエス様のもとに来ることができたのでしょう。それは、羊飼いたちが羊の群れの夜番をしていた時のことでした。突然まばゆい光の中から御使いがこう語ったのです。「恐れることはありません。見なさい。私は、この民全体に与えられる、大きな喜びを告げ知らせます。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって飼葉桶に寝ているみどりごを見つけます。それが、あなたがたのためのしるしです。」
羊飼いたちはびっくりしました。なぜなら御使いが「あなたがたのために救い主がお生まれになった」と語ったからです。当時、社会からは軽蔑されていた羊飼いたちが「あなたがたのために救い主が生まれたんですよ」と聞いたのですから大きな喜びだったはずです。
クリスマスのメッセージは「あなたがたのために」いや「あなたのために」救い主が来てくださったという素晴らしいメッセージです。だから、このメッセージが届けられたのなら喜んでキリストのもとにいけばいいのですね。

コメント

番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。

コメントを投稿する

お問い合わせ