災難騷動の中でも語られる神のみことば

出演者
羽鳥頼和
制作
PBA 太平洋放送協会
再生時間
5min

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アップロード日
2021.08.11
カテゴリ
人物・人生
放送日
2021.08.11

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 「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は、伝道旅行でエルサレムに戻ってきたパウロが、神殿で災難にあったことからお話しします。
 使徒パウロが、教会に勧められて、神殿に行き、請願をするために、身を清める儀式をし終えたとき、そのパウロを見つけたユダヤ人たちが、大声で訴えながらパウロを神殿の外に引きずり出して、彼を殺そうとしました。
 騒ぎを聞きつけたローマの千人隊長は、部隊を率いてかけつけ、その場を静めようとしました。人々はローマ兵を見ると、パウロを殺そうとすることはやめましたが、口々にパウロを罵っていました。ローマの千人隊長は、この騒ぎの原因がパウロであることがわかり、彼がローマの市民権を持っていることを知ると、パウロが人々に弁明することを許しました。
 パウロは階段の上に立ち、人々に語り始めました。実は最初、千人隊長は、パウロをローマ軍の要塞に連れて行くつもりでいました。そうすれば、パウロを守ることができたからです。ところがパウロは、自分からその場に残って人々に語ろうとしたのです。災難騒動になっても、パウロは神のことばを語ることができたのです。
 私は、東日本大震災の翌年、12月に災難に遭いました。仙台で、世の光のクリスマス集会があり、飛行機で仙台空港に着き、電車に乗ったとき、なんと余震がありました。電車などの交通機関はすべてストップし、空港に缶詰状態になってしまい、集会に行くことができませんでした。運転が再開されたときには、集会は終了時間を過ぎていました。
 しかし、集会は行われていました。音楽のゲストのご夫妻は、予定よりも多くの賛美をしてくださり、トークも多くしてくださり、司会者の牧師先生が、イエス・キリストについてのお話をしてくださったのです。キリストの誕生を記念するクリスマスの集会がもたれました。
 私は、次の年、再び仙台の集会に呼んでいただき、キリストのことをお話しすることができました。災難騒動があっても神のことばは語られています。

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