旅人の同伴者

出演者
原田憲夫
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 不安や恐れを感じているとき
  • 孤独や悲しみを覚えるとき

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アップロード日
2021.06.04
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ルカの福音書 24章32節
[新約聖書] マタイの福音書 28章20節
放送日
2021.06.04
 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、原田憲夫です。さて今日も、私たちの人生を旅に重ねながら、ご一緒に考えてみます。新約聖書ルカの福音書24章32節をお読みします。
 「二人は話し合った。『道々お話しくださる間、私たちに聖書を説き明かしてくださる間、私たちの心は内で燃えていたではないか。』」
 エルサレムの西、約11キロ離れたエマオという村へ向かう、二人のキリストの弟子がありました。それは、悲しみと失意の旅、まさに日没の旅でした。というのも、救い主、主と慕っていたイエス・キリストが、エルサレムで十字架刑に処せられたことで、すべては終わったと希望をなくしていたからです。
 そんな二人に近づき、話しかけてくる旅の人がありました。二人は道々、エルサレムで起きた悲劇を、この旅の人に話します。するとこの旅の人は、聖書が約束する救い主キリストについて熱く語ります。そうこうしているうちに夕暮れ時に、エマオに着きました。
 二人は、旅の人を客として迎え入れます。食事の時間になり、旅の人がパンを祝福し裂き、二人に渡した時でした。その瞬間、二人の心の目が開かれ、なんと、この旅の人がキリストだと初めて気づいたのです。二人は悟りました。「道々お話しくださる間、私たちに聖書を説き明かしてくださる間、私たちの心は内に燃えていたではないか。ああ、十字架にかけられた主キリストが、三日目によみがえったという話は本当だったんだ」と悟ったのです。
 ところであなたは今、どんな人生の旅路にあるでしょうか。悲しみと失意、孤独と不安の旅路でしょうか。誰でも、心の支えであった大切な存在を失うということは、その心にぽっかりと大きな空洞をもたらすものです。何もかも投げ出したい、生きることに疲れた、そんな風に心がすさんでしまうものです。しかし、復活されたキリストは、こう呼びかけています。
 「見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
 そうです。キリストは、私たち、あなたの旅の間、ずっと共に歩まれる旅人の同伴者なのです。あなたも、このキリストを心にお迎えください。心は燃えてくるでしょう。そしてぜひ一度、あなたの町の教会に行ってみてください。心に静けさが訪れるはずです。

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