パウロの弁明-1

出演者
板倉邦雄
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会

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アップロード日
2021.01.13
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] 使徒の働き 22章
放送日
2021.01.06
 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか、板倉邦雄です。今日は「パウロの弁明 その一」ということでお話ししましょう。弁明とは、自分の身の潔白を語り明らかにすることです。
 パウロは今、エルサレムの都で騒ぎを起こしたという責任で、ローマの千人隊長によって兵営へ連行されていく途中でしたね。その途中で、千人隊長の許しを得てパウロは弁明します。使徒の働き22章に入ります。
 「ユダヤ人の兄弟たちよ、いま申し上げる。わたしの弁明を聞いていただきたい。」パウロがヘブル語で話し出したので、人々はますます静かになっていきました。「わたしはキリキヤ地方のタルソの町で生まれたユダヤ人です。生まれはタルソの町ですが、このエルサレムの町で育てられ、パリサイ派の律法学者ガマリエルのひざもとで、先祖伝来の神の律法について、厳しい薫陶を受け、今日の皆さんと同じく神に対して熱心な者でした。」
 弁明の第一は、自分の生まれと育ち、そして自分の宗教的な背景を語りました。特に、自分がパリサイ派という厳格な、モーセの律法を重んじ、神への熱心な信徒であることを語ります。
 パウロはことばを続けます。「そして、当然のようにこの道、キリスト信徒を迫害しました。男であれ女であれ、縛りあげて獄に投じ、彼らキリスト信徒たちを死に至らしめました。このことは、神殿の大祭司、民の長老たち一同も、証明するところです。さらにわたしは、ダマスコへ逃亡したキリスト信徒たちを縛り上げ、エルサレムに連行して、処罰するため、部下を引き連れてダマスコへ出かけていったのです。」
 第二にパウロの弁明の強調点は、自分がどれだけ、この道、すなわちキリストを信じる信徒に対する迫害や反対をし、改宗させることに熱心であったか。その熱心は、エルサレムにとどまることなく、隣の国へ逃亡した信徒たちにも及ぶものであったという点でしたね。それほど、キリスト教徒、キリスト信徒を迫害し、反対していたパウロが、この道に改宗し、キリスト信徒になったのです。そしていまや、ユダヤ人たちに対して弁明するまでになりました。その理由は、明日お話ししますのでお楽しみにして下さい。

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