暴動と騒乱
- 出演者
- 板倉邦雄
- 制作
- PBA 太平洋放送協会
- 再生時間
- 5min
もっと詳しく見る
- アップロード日
- 2021.01.04
- カテゴリ
- 人物・人生
- 聖書箇所
-
[新約聖書] 使徒の働き 21章
[新約聖書] コリント人への手紙第一 14章33節
- 放送日
- 2021.01.04
「世の光」の時間です。板倉邦雄です。使徒の働き21章の続きです。「暴動と騒乱」という題でお話ししましょう。
パウロはユダヤ人信徒に、自分がモーセの律法に忠実であることを証明するために、請願を立てている四人の兄弟たちと共に、神殿に入り、七日間の潔めの期間が終わろうとしていた時です。春の収穫祭、ペンテコステのために、小アジアのエペソの都から、エルサレムに来ていた巡礼者のユダヤ人たちがいました。彼らは、神殿の境内で、パウロと四人の人を見かけました。すると、まわりにいる巡礼者たちを扇動し始めたのです。そして、パウロに手をかけ叫びました。
「イスラエルの人たちよ、私たちに手を貸して加勢にきてくれ。この人は、いたるところでユダヤの民族と、モーセの律法と、この神殿に背くことを平気で教えているのです。その上、異邦人のギリシャ人を神殿の境内のうちに連れ込んで、この神聖な場所を汚しているのです。」
彼らは数日前、エペソ人トロピモが、パウロと一緒に町を歩いているのを見かけ、その人をパウロが神殿の中に連れ込んだと思ったのです。この一つの騒ぎがきっかけで、小さなエルサレムの市全体が騒乱状態になっていきました。人々はパウロ捕え、神殿の外へ引きずり出し、殺害しようとしたのです。神殿の門が閉ざされました。エルサレム市全体は、暴動になる一歩手前です。
この情報が、ローマ守備隊の千人隊長に届きました。千人隊長は、百人隊長と兵士たちを率いて、その現場に駆けつけました。人々は千人隊長と兵士たちを見ると、パウロをむちで打ちたたくのをやめました。千人隊長はパウロを捕え、二重の鎖で縛るように命じた上で、パウロは何者で、何をしたのかを尋ねました。しかし群衆は、それぞれ勝手のことを言うので、騒がしくて確かなことがわかりませんでした。そこで千人隊長は、パウロを兵営に連行することにしたのです。この社会での騒乱とか暴動とは、このようなものです。
聖書のことばです。「神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。」コリント人への手紙 第一 14章33節
パウロはユダヤ人信徒に、自分がモーセの律法に忠実であることを証明するために、請願を立てている四人の兄弟たちと共に、神殿に入り、七日間の潔めの期間が終わろうとしていた時です。春の収穫祭、ペンテコステのために、小アジアのエペソの都から、エルサレムに来ていた巡礼者のユダヤ人たちがいました。彼らは、神殿の境内で、パウロと四人の人を見かけました。すると、まわりにいる巡礼者たちを扇動し始めたのです。そして、パウロに手をかけ叫びました。
「イスラエルの人たちよ、私たちに手を貸して加勢にきてくれ。この人は、いたるところでユダヤの民族と、モーセの律法と、この神殿に背くことを平気で教えているのです。その上、異邦人のギリシャ人を神殿の境内のうちに連れ込んで、この神聖な場所を汚しているのです。」
彼らは数日前、エペソ人トロピモが、パウロと一緒に町を歩いているのを見かけ、その人をパウロが神殿の中に連れ込んだと思ったのです。この一つの騒ぎがきっかけで、小さなエルサレムの市全体が騒乱状態になっていきました。人々はパウロ捕え、神殿の外へ引きずり出し、殺害しようとしたのです。神殿の門が閉ざされました。エルサレム市全体は、暴動になる一歩手前です。
この情報が、ローマ守備隊の千人隊長に届きました。千人隊長は、百人隊長と兵士たちを率いて、その現場に駆けつけました。人々は千人隊長と兵士たちを見ると、パウロをむちで打ちたたくのをやめました。千人隊長はパウロを捕え、二重の鎖で縛るように命じた上で、パウロは何者で、何をしたのかを尋ねました。しかし群衆は、それぞれ勝手のことを言うので、騒がしくて確かなことがわかりませんでした。そこで千人隊長は、パウロを兵営に連行することにしたのです。この社会での騒乱とか暴動とは、このようなものです。
聖書のことばです。「神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。」コリント人への手紙 第一 14章33節
コメント
番組に対するコメントはまだありません。ぜひ感想をお願いいたします。