聖書の人物と私たち 愛の使徒ヨハネ

出演者
山本陽一郎
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制作
一般財団法人 太平洋放送協会
タグ
  • 人を許すことが出来ないとき

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アップロード日
2020.11.12
カテゴリ
人物・人生
聖書箇所
[新約聖書] ヨハネの手紙第一 3章16節
放送日
2020.11.12
 世の光の時間です。いかがお過ごしですか、山本陽一郎です。
 皆さんの周りには、すぐに頭に血がのぼる人はいませんか。イエス・キリストの十二弟子の一人だったヨハネという人は、相当におこりっぽい性格だったようです。兄のヤコブと共に、「雷の子」とイエスから呼ばれたほどなのです。
 ある時、サマリアの人々が自分たちを歓迎しなかったことに激怒して、ヨハネはこう言い放ちました。
 「主よ。お望みなら、天から火を降らせて、彼らを焼き滅ぼしましょうか。」あー恐ろしい!これで本当に、あのイエスの十二弟子なのでしょうか。
 けれども、新約聖書にある晩年のヨハネが書いた福音書や手紙を読むと、そういう印象はまったくといって良いほどありません。彼は自分のことを書くとき、名前ではなく、イエスが愛しておられた弟子と記しています。実際に、いつもイエスのそばにいて深く愛されたのです。ヨハネは、年老いてもなおイエスの教えを人々に伝え続け、生涯を全うしました。
 いったい、「雷の子」が「愛の使徒」へ、大きく変わった動力とは何だったのでしょうか。それは、主イエス・キリストの愛でした。ヨハネはイエスに出会い、イエスの愛に触れ、その十字架と復活を目の当たりにして変えられたのです。彼は、ヨハネの手紙第一3章16節で、私たちにこう伝えてくれています。
 「キリストは私たちのために、ご自分のいのちを捨ててくださいました。それによって私たちに愛が分かったのです。」
 初代教会の指導者となったヨハネは、ある時、サマリアに行ったのですね。そう、かつて彼が、「焼き滅ぼしてやる!」と怒りの炎を放った地です。でも、今度は違いました。サマリアの人々のために祈り、彼らに福音を伝えるために愛の人としてその地域を巡ったのです。
 いかがでしょうか。私も変わりたい。自分にも本当の愛が必要だ。もし今、心の奥にそんな思いを持っておられるなら、どうかあなたもイエスに出会って下さい。神は愛です。きっとヨハネが体験したのと同じ愛を、あなたも知ることができるでしょう。

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